以下の予定で、第18回北大人文学カフェを開催いたします。
今回のカフェのテーマは、動物心理学。話し手は、文学研究科行動システム科学講座の瀧本 彩加(たきもとあやか)さんです。
試行錯誤しながら取り組まれてきたご自身の研究エピソードを交えつつ、ヒトを含む動物が他者と関わる中で育んできたこころの機微を紹介していただきます。皆さま是非お誘い合わせの上、お越しください。
日時:2016年7月16日(土)15:00〜16:30
場所:紀伊國屋書店札幌本店1階インナーガーデン
札幌市中央区北5条西5丁目7番地 sapporo55ビル
話し手:瀧本 彩加(たきもと あやか)さん 文学研究科准教授/比較認知科学
怒るサル、拗ねるウマ、悩むワタシ。―動物心理学の挑戦
私たちヒトは幼いころから不公平に敏感です。思い出してみてください。お手伝いをしてご褒美をもらうとき、自分の取り分がきょうだいよりも不当に少なければ、怒ってふくれっ面になったことは1度や2度ではなかったはずです。フサオマキザルもそんな不公平に対して怒ります。ウマは拗ねてしまいます。でも、ヒトを含む動物は、イライラするだけでなく、優しいこころも持ち合わせています。悲しんでいる仲間を慰めたり、食べ物を分け合ったり、いじめっ子から仲間を守ったり・・・。では、こころのヒトらしさとは何なのでしょうか?
ヒトを含む動物のこころを科学的に解き明かそうとする学問、それが動物心理学です。今回は、試行錯誤しながら取り組まれてきた瀧本先生ご自身の研究エピソードを交えつつ、動物が他者とかかわる中で育んできたこころの機微を紹介していただきます。みなさんも、ヒトらしいこころについて、瀧本先生と考えてみませんか。
参加料:無料(事前申込不要。直接会場にお越しください。)
定員:約100名
主催:北海道大学文学研究科・人文学カフェ実行委員会
お問い合わせ
文学研究科・研究推進室
TEL: 011-706-4083
Email: kenkyu*let.hokudai.ac.jp(*を半角@に変えてください)