ミュージアム評価の呪縛からの脱出
ミュージアムでは、使命や中期計画に紐付いた評価指標(主にアウトプット指標)を網羅的に設定し、その数値を調査し、目標到達度で判定していく「業績測定型評価」が主流である。
一方で、「評価学」の世界では、さまざまな目的にあった評価手法が提示され、運用されている。経済学においても、市場を通らない価値を貨幣換算する手法が使われている。
ミュージアム評価を別の学問分野からみると、どんな地平が見えてくるか?
その手法を広めるためのハードルは、人材不足なのか、調査経費なのか?
そして、ミュージアムの価値を決めるのは誰か?
日時
2022年12月11日(日) 13:00〜16:45
開催方式
対面もしくはオンライン(Zoom)
会場
北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟W408教室
(札幌市北区北10条西7丁目)アクセス
※zoomを用いたオンライン配信を併用
プログラム
開催挨拶 13:00-13:10
- 開催のあいさつ、この回の位置づけと目的
パネリストからの報告 13:10-14:40
- 13:10〜13:40 報告1
- 13:40〜14:10 報告2
- 14:10〜14:40 報告3
休憩 14:40-15:00
ディスカッション 15:00-16:45
トピック
- ロジックモデルを導入することで、あらたに思考が及ぶどんな範囲が見えてくるか?
- 外部便益測定を導入すること、あらたに思考が及ぶどんな範囲が見えてくるか?
- あらたな評価手法を社会実装するためのハードルは何か?
パネリスト
- 源 由理子(明治大学 教授)
- 佐久間 大輔(大阪市立自然史博物館 学芸課長)
- 林 勇貴 (大分大学 准教授)
コーディネーター
- 佐々木 亨(北海道大学 文学研究院 教授)
- 卓 彦伶(北海道大学 文学研究院 特任准教授)
参加費
無料
申込方法
事前のお申し込みが必要です。
以下の申込フォームよりお申込ください。
申込期限: 2022年12月9日(金)13時
お申し込みいただいた方には、開催の前日を目安に参加のご案内と、レジュメをお送りいたします。
お問い合わせ
〒060-0810 札幌市北区北10条西7丁目
北海道大学文学研究院 内
「プラス・ミュージアム・プログラム」事務局
Mail: plusm@let.hokudai.ac.jp
TEL: 011-706-4053
事業実施体制
主催: 北海道大学文学研究院
共催: 北海道大学総合博物館
助成: 文化庁「令和4年度 大学における文化芸術推進事業」
(事業名「ミュージアムにおける異分野との「対話」と「寄り添い」を通じた人材育成事業」)