26回北大人文学カフェ「わたしの孫が来た!! 顔の見えるブルガリア語方言研究」開催のお知らせ


フライヤー

第26回 北大人文学カフェ

わたしの孫が来た!! 顔の見えるブルガリア語方言研究

第26回を迎える人文学カフェ。今回のテーマは「言語調査」。
ブルガリア本国以外に住むブルガリア系マイノリティの人々のことばや暮らしについてお話しします。話し手は、文学研究院 言語科学研究室の菅井健太さんです。

人文学カフェ初のオンライン開催です。
参加申込が必要です。

日時等
  • 日時: 2020年11月14日(土)15:00〜16:30
  • 形式: Zoomによるオンライン開催(要申込)
  • 主催: 北海道大学大学院文学研究院・人文学カフェ企画ワーキンググループ
話し手
  • 菅井 健太 (すがい けんた)さん
    北海道大学 大学院文学研究院 言語科学研究室 准教授[ロシア語学、スラブ語学]
お話の概要

自分の母語が消えてしまうことを考えたことはありますか?南東ヨーロッパの国、ルーマニアには隣国ブルガリアからおおよそ200年前に移住したブルガリア系マイノリティの人々が暮らしており、多かれ少なかれ今日まで自分たちの母語であるブルガリア語方言を保持しています。しかし、首都ブカレストの郊外に位置するある集落では、自由自在にブルガリア語方言を話すことができるのは80歳を超える高齢者に限られ、彼らの子供や孫たちの世代ではマジョリティであるルーマニアの言語文化との同化が進み、彼らにとっての母語であるブルガリア語方言は今まさに失われようとしているのです。
今回の人文学カフェでは、ブルガリア本国以外に居住するブルガリア系マイノリティの住民の言語調査から見えてくることや、そこで暮らす彼らの“顔”に迫っていきたいと思います。

お申し込み

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お問い合わせ
  • 北海道大学大学院文学研究院 研究推進室
    Tel: 011-706-4083 Email: kenkyu*let.hokudai.ac.jp(*を半角@に変えてください)