博士後期課程の相馬ゆめさんが22(2025年度)文学部同窓会楡文賞を受賞

北海道大学文学部同窓会では、「楡文賞」を設け、社会的に高く評価される業績や活動を通じて北海道大学文学部・文学研究院の名誉を高めた者を顕彰しています。

このたびの第22回楡文賞には、自薦・他薦をあわせて、計4名の方からご応募をいただきました。2026年2月17日に開催された選考委員会にて厳正な選考を行い、相馬ゆめ氏に、楡文賞を贈呈することを決定いたしました。

 

相馬氏は、北海道大学文学部行動科学講座を卒業後、現在は本学大学院博士課程に在籍しつつ、日本学術振興会特別研究員にも採択され、研究に従事しています。

相馬氏の研究は、政治哲学や倫理学などの伝統的命題である“よい討議とは何か”という規範的な問いを、社会心理学における集団意思決定や分配的公正などの知見と融合し、かつ社会実装に結び受けようとする大変挑戦的なものです。人文学と人間科学とを両翼とする北大文学部・文学院にとっても、まことに象徴的な研究であると言えるでしょう。

選考委員会では、同氏の一連の研究成果に加えて、日本リスク学会奨励賞をはじめとする複数の受賞歴、並びに社会からの期待の証左でもある多くの助成金・補助金の採択歴等を総合的に勘案し、相馬ゆめ氏に楡文賞を贈ることといたしました。

2026年3月25日 令和7年度文学院・文学研究科、文学部 卒業修了・祝賀会 文学部同窓会の席上で、楡文賞の授賞式が行われました。