修士論文題目(令和元年度)

思想文化学専攻

  • ロールズ「正義論」は障害者を包摂するか-拡大された社会的協働の射程についての一考察-
  • デイヴィドソンの意味理論の変遷について
  • 後期西田哲学の宗教の論理について
  • 『論理哲学論考』における操作と論理の関係について
  • 慧遠の浄土思想-『般舟三昧経』との関連を中心に-
  • 『カウシータキ・ウパニシャッド』における輪廻思想の研究
  • 20世紀のフェミニスト宗教研究再考-男性中心主義批判の比較を中心に
  • 既製品と芸術空間
  • 〈ミュンスター彫刻プロジェクト〉研究
  • 蔡國強の作品におけるエネルギーの顕在化

歴史地域文化学専攻

  • 植民地期朝鮮における古美術品収集の実践に関する研究
  • 第一次幕領期における蝦夷地警衛
  • 日本古代における衛士
  • 日本帝国の拡張と台湾旧慣調査
  • 観光から見る「満洲国」とその社会
  • 北海道総合開発の史的分析
  • 後ウマイヤ朝期アンダルス社会とキリスト教徒をめぐる法学議論
  • ティムール朝末期における辺境の再編
  • 清末禁煙運動の研究
  • フランス革命期におけるふくろう党像の再検討-ウール=エ=ロワール県の事例から-
  • 17世紀中葉におけるスウェーデン王と帝国国制
  • ネパールの災害エスノグラフィー
  • 日本におけるイスラエル・ディアスポラ-4人のライフストーリーをもとに-
  • 知床の世界遺産登録のプロセスと先住民族〔特定課題研究〕
  • 地域社会における公立文化施設の”劇場像”成立について
    :松本市・まつもと市民芸術館を事例として
  • 地域の博物館における郷土資料館の特徴-札幌市内の郷土資料館の事例から-
  • 江戸時代におけるカラスの分類、生態および人との関わり
  • 異なる展示方法を通した展示体験及び中国語に基づくコミュニケーション
    -北海道大学総合博物館展示体験を事例として
  • 北海道の博物館におけるインターネット情報発信に関する研究

言語文学専攻

  • Judeo-Christian Perspective in Ernest Hemingway’s Short Stories
    (アーネスト・ヘミングウェイの短編におけるユダヤ・キリスト教的視点)
  • From Seeing to Touching : Tactile Imagery in Flannery O’Connor’s Works
    (見ることから触れることへ-フラナリー・オコナー作品における触覚イメージ)
  • ロシア文化における笑い-日本人アネクドートを用いた分析-
  • エドガ・アラン・ポーの短篇小説の諸相〔特定課題研究〕
  • A Dislocated Black Soldier: Vulnerable Heroism in Toni Morrison’s Home.
    (放浪する黒人兵士–トニ・モリスンの「ホーム」における脆弱なヒロイズム。)
  • 平安朝漢文伝の研究
  • 『百人一首改観抄』の形成
  • 『出雲風土記抄』の研究
  • 近松門左衛門と馮夢龍
  • 揚雄の賦における楚辭の要素
  • 魏晋南北朝期の文学における〈自悼〉意識-〈悼祭〉を主題とする作品を中心に
  • 李清照の詩詞に関する研究-神話を題材とした詞を中心に
  • 清代における清雅詞派の受容の考察-姜夔を中心に
  • 魏晋南北朝期の志怪小説における〈名前の霊力〉について
  • 六朝期における陶淵明評価-「古今隠逸詩人の宗」をめぐって
  • 園子温映画における時空間構造-『自転車吐息』を中心に
  • 有島武郎のニーチェ受容
  • アニエス・ヴァルダ映画論
  • 悪夢の渦-大和屋竺作品論
  • 村上春樹論-物語への省察・生きることの真実-
  • 横光利一「旅愁」論-歴史化される現在-
  • 少女マンガの進化形-大島弓子と魚喃キリコの作品を中心に
  • 「満洲文学」における「異民族」の表象
  • 宮沢賢治童話研究–語りと作品の変容
  • 中国山西省武郷方言の音声・音韻に関する記述的研究
  • 感情を表す語彙の意味的特徴-新語「エモい」を中心に-
  • 北海道における「方言らしさ」の評価とその形成要因
  • How VOICE is Construed in Japanese and English 
    (日英語における「声」の概念の比較)
  • A Corpus Study of Pragmatic Functions of Discourse Marker Like 
    (談話標識likeにおける語用論的機能のコーパス研究)
  • ロシア語と日本語における「視線」の概念メタファーの比較
  • 神代辰巳論
  • 五山禅僧における蘇軾詩の注釈について-『四河入海』を中心に

人間システム科学専攻

  • 食材の配色における「美味しさ感」の文化的相違について
  • Effects of partial colour on the cognition of facial expressions 
    (表情認知におよぼす顔のパーツ色の効果)
  • 砂糖及び慢性ストレスがラットの不安・うつ様行動に及ぼす影響
  • 演奏における表現の芸術性の検討:時間的次元に焦点を当てて
  • 感情語の典型色とその認知的効果について
  • 色のカテゴリカル知覚の個人差と左右半脳の側性化の関連-利き手指数の指標を用いて
  • 妊娠中および授乳期のアルコール摂取による性差依存的なラットの不安行動
  • Biased distance estimates using echolocation in sighted participants 
    (晴眼者の反響定位による距離推定のバイアス)
  • 照明光の色変化が顔の印象に及ぼす影響
  • ヒトとウマにおける行動同期-歩行場面に着目した探索的検討-
  • ウマは同齢の同種他個体に視覚的選好を示すか-類似性の原則に着目した実験的検討-
  • 集団を超えた全体への協力と集団間の話し合い及び共通運命の認識の相互影響過程
    -仮想世界ゲームにおける社会的表象
  • 集団を越えた相互協力の達成に関する実験的検討
  • 教育が技術の累積的進化を促すメカニズム:計算論モデルを用いた理論的検討
  • リスク下における適応的な強化学習の進化:進化シミュレーションによる理論的検討
  • 称賛行動にはコミットメント・シグナルとしての機能はあるのか?
    ~称賛者への評価に着目した比較社会生態学的検討~
  • 融資ネットワークにおける社会関係資本役割の転換-上海周寧商会を事例に
  • 中国帰国者の幸せと宗教生活-札幌国際キリスト教会における中国帰国者たちを例として-
  • 双生児と非双生児の教育達成-行動遺伝学と社会学からのアプローチ-
  • 現代中国におけるビジネスが発展している仏教団体の変化-靑島市における寺院を対象として
  • 奄美大島西仲間集落の多面的な自然資源利用とそれを規定する社会関係
    -重層的な利用・管理・所有に着目して
  • タイ難民キャンプからミャンマー(ビルマ)への難民帰還における現状報告と展望
    -いかに帰還し、暮らしはじめるのか-
  • 財政からみた北海道奥尻町の防災に関する研究
  • A Study on Livelihood System of Oil Palm Farming Households under the pressure of Land-Tenure Insecurity in Jambi Province,Sumatra,Indonesia
  • 知床における人馴れクマの現状と課題-斜里町ウトロを事例として
  • 中国珠江デルタの「基塘農業」の経営実態と多面的機能からみる今後の可能性
    -順徳区杏壇鎮青田村を事例地として-
  • 津波被災地出身の若者の意識調査にみる「つながり」のあり方
    -宮城県石巻市北上町を事例として-
  • カリマンタン島におけるセンザンコウ・ヤマアラシ保全に向けた課題
    :先住民族による猟の意味づけと重要性に着目して
  • 北海道道東地方におけるグリーンツーリズムの展開
  • 大連市サクランボ栽培農業の発展に関する地理学的研究-大連市の個人農家を事例として-
  • 日本の農村における小規模ワイナリーの展開-北海道余市町と長野県東御市を事例として-
  • 産業発展による都市水汚染の影響と水整備のあり方-上海市蘇州河の水整備を事例として-
  • 御蔵島の「ネコ問題」に関する住民の意識
  • 特定外来生物アメリカミンク(Neovison vison)の管理における現状と課題について
  • 施設園芸を商品とする企業的観光農園の発展に関する地理学的研究-四川省成都市を事例として-
  • 北海道道央地域におけるテン類の変遷
  • 公立中学校部活動の発展過程に関する社会学的研究〔特定課題研究〕
  • 非正規男性の経歴とジェンダー意識〔特定課題研究〕
  • 中国現代農村における「埋葬」意識に関する研究〔特定課題研究〕
  • 大卒労働市場におけるカレッジ・インパクトの変容-チャーター理論再考-