修士論文題目(平成21年度)

思想文化学専攻

  • ブルデューにおけるハビトゥス概念について
  • 吉蔵『三論玄義』の総合的研究
  • フーコーにおける《主体化》の問題
  • 中世日本仏教における戒律思想‐寺院法を中心に‐
  • 問題状況としての倫理的問題‐アンソニー・ウェストンによるプラグマティズム的な問題解決法と死刑存廃問題‐
  • 鴨居玲作、「1982年私」とその周辺
  • 『カタ・ウパニシャッド』研究
  • 朝鮮民族美術館の所蔵品に関する研究
  • マイケル・スミスにおける規範理由の概念について
  • 聚光院方丈障壁画の研究
  • 環境プラグマティズムの理論と実践‐B.G.ノートンの思想を中心に‐
  • デイヴィドソンとコミュニケーションにおける意図の問題
  • スピノザ『エチカ』における三種の認識
  • 知覚経験の関係説
  • サルトルにおける倫理の不可能性
  • イギリスの風景~ジョン・コンスタブル作《牧草地から見たソールズベリー大聖堂》
  • 日本神話の構造分析
  • ロラン・バルト「道徳性の時代」における「読むこと」と「書くこと」

歴史地域文化学専攻

  • 留学経験に関する文化人類学的研究
  • 地域通貨の現状と可能性
  • ローマの属州アシア支配‐徴税制度をもとに
  • ハンガリーとスロヴァキアの西部国境沿い地域における跨境的労働力移動
  • 日本列島における先史人類遺跡データベースの構築とその活用
  • 17世紀初頭ロシアの僭称者
  • マヤ考古学における土器研究法について‐ホンジュラス、コパン遺跡、Rasgo45遺構出土土器群を例として‐
  • 建国期イラクの教育改革とサーティウ・フスリー
  • 『地下室の手記』批評史研究‐ミハイロフスキー『残酷な才能』とその受容‐
  • 民族観光における文化の「真正性」再考‐中国湖南省江華ヤオ族自治県の事例を中心に‐
  • アイヌの物質文化における履物―文献記述を中心とした歴史人類学的考察
  • ウリハッキョを守る
  • 近代日本における労働と余暇・娯楽の問題
  • シベ語の場所等に関する格について
  • 北海道、旧産炭地域における医療システムの人類学的研究
  • トビニタイ文化における文化接触と文化変化についての研究
  • 言語学者H.C.トルベツコイのユーラシア主義1920‐1937:ソ連と社会ダーウィン主義への挑戦
  • 帝政期ローマの属州ダキア‐設立目的の再検討‐
  • 1916年に製造された日本製ロシア小型銀貨の経緯と背景
  • 日本語とモンゴル語における受身文の対照研究
  • 光武帝期の祖先祭祀にみる宗廟制度の形成
  • 脱構築から再構築へ‐ウラジーミル・ソローキンのゼロ年代の創作をめぐって‐
  • 中央アジアに対する日本の多国間外交‐実質的な協力をめざして‐

言語文学専攻

  • 1814年以降のノルウェーの言語状況について-デンマーク語との比較において-
  • 一九七〇年代ホームドラマ論
  • 清末探偵小説論
  • シュルレアリスムにおけるエロティシズム
  • 『藤川百首』の諸問題
  • 文学作品の翻訳に見る異文化伝達法-『雁』とDie Wildgansにおける言語・文化の差異によって生じる問題を中心に-
  • Stoic Meditations and Chaotic Imaginations: The Voice of Marcus Aurelius in The World According to Garp
    (『ガープの世界』におけるイマジネーションとマルクス・アウレリウスの影響)
  • 文法化の観点からみる日本語と韓国語の補助動詞
    ‐「てしまう」と「어 버리다(e pelita)」・「고 말다(ko malta)」を中心に‐
  • インフォームド・コンセントにおける談話標識の心的働き
  • トルストイの『クロイツェル・ソナタ』について
  • 山東京伝の忠臣蔵戯作に関する研究
  • 現代ロシア語における”ロゴエピステーマ”の登場とその機能性
  • The Meaning of Waiting in J.M.Coetzee’s Waiting for the Barbarians
    (J.M.クッツェー「夷狄を待ちながら」における待つことの意味)
  • An Annotated Bibliography of Three Works by the Writers of Beat Generation
    (ビートジェネレーション作家の代表的三作品の注釈つきビブリオグラフィー)
  • 山部赤人の歴史意識
  • 日本語待遇表現における語用論的研究‐聞き手待遇表現の語用論的機能を中心に‐
  • 『うつほ物語』の研究
  • 国見歌研究
  • 北海道道南方言文末詞の社会言語学的研究
  • The Ontology of Mark Twain in The Prince and the Pauper
    (『王子と乞食』におけるマーク・トウェインの存在論)
  • ドストエフスキー研究(翻訳と注解)
  • 近代短歌史研究
  • The Universality of F.Scott.Fitzgerald:A Comparative Study of Haruki Murakami’s Sputnik Sweetheart and Fitzgerald’s Tarleton Trilogy.
    (F.スコット・フィッツジェラルドの普遍性‐村上春樹『スプートニクの恋人』とF.スコット・フィッツジェラルドのタールトン三部作の比較研究)
  • 中国近代画報にみえる妓女形象
  • 高橋虫麻呂の研究‐「筑波山に登る歌合わせて短歌」について‐
  • 西行和歌研究
  • A Comparison of Singular Pronouns and Plural Pronouns in Concord with “Every”+Singular Nouns:A Cognitive Linguistic Analysis
    (”every”+単数名詞の照応における単数代名詞と複数代名詞の比較:認知言語学的分析)
  • 寺山修司論
  • 古代日本における「名」考
  • 日本語と韓国語における漢字表記語彙の対照研究‐「教育基本語彙」と「日韓辞典」による対応関係について
  • 探偵小説と異常者
  • 類義副詞「きっと・必ず・ぜひ」の研究‐日中対照言語学の視点から‐
  • Взаимодействие предметов и людей в японских женских эссе
    (日本の女性作家のエッセーにおけるヒトとモノとの関係)
  • マス・メディアと議題設定機能~ドイツ二大紙の北京五輪報道の考察~
  • 内田百閒作品と知覚の変容
  • 逆接を表す接続助詞の日韓対照研究―主に「ケド」「ノニ」「ジマン」「ヌンデ」を中心に

人間システム科学専攻

  • 社会関係資本と犯罪の関連についてのマクロ分析
  • 遅延リスクに対する選好の実証的検討
  • 子どもと若者の環境配慮行動と環境倫理・配慮意識との関係
  • 物語共同作成におけるキーワードのソースモニタリングと社会的知能の関係
  • 健康リスク状況下における回避行動の情報処理
  • 内集団ひいき行動の適応的基盤~進化シミュレーションによる検討~
  • 具体的事象の数量の推定プロセスについての分析~係留と調整の観点から~
  • 表情模倣の機能に関する実験研究
  • 世界自然遺産地域知床半島における外来アライグマ問題
  • 形容詞述語文の意味理解に関する実験的研究‐その認知過程と神経基盤について‐
  • ピアノ演奏者の身体動作における時系列的特徴の探究
  • 声の記憶と言葉の記憶‐声の記憶に対して,話される言葉の有意味性が与える影響の検討‐
  • 子育てをめぐる社会環境づくりの研究‐札幌市・弘前市における子育て支援センターの調査から‐
  • 感情と表情の認知に及ぼす色彩の効果
  • 線画刺激の識別・同定判断
  • 中国都市部における社会階層と社会移動に関する実証的研究‐CGSSデータの地域間比較から
  • 幼児の報告における発話促進の検討‐描画が出来事の想起に及ぼす効果‐
  • スピーチ時の心臓血管反応:迷走神経調節に対するスピーチ不安の影響を強調した検討
  • 空間タッピングがイメージ操作に及ぼす効果‐珠算式暗算課題を用いた実験的検討‐
  • 「観光地小樽」をめぐる認識の比較
  • 情動的ストレスが目撃記憶に与える影響――司法面接を用いての検討――
  • 周産期における甲状腺ホルモン阻害がラットのプレパルス・インヒビジョンに及ぼす影響の研究