修士論文題目(平成19年度)

思想文化学専攻

  • シェンカーふう分析と演奏表現の関係――コルトー演奏のショパン『24のプレリュード作品28』演奏を通して――
  • 世俗化間の再解釈
  • 伊勢神道における神仏習合の研究――神道五部書を中心に――
  • 『チャラカ・サンヒター』における心身論の研究
  • 日本の風の怪異について
  • ニーチェにおける語りの「誠実性」
  • 「ラーエル・ファルンハーゲン」におけるハンナ・アーレントの思想形成
  • ブルーノ・ムナーリと造形教育――『Giocare con l’arte(芸術と遊ぼう)』の特質と可能性
  • 疋田豊治氏撮影の写真資料について――その分類と活用の試案――
  • カントの定言命法「目的自体の方式」について
  • トマス・アクィナスの善の概念
  • 唐代中国における仏道交渉研究――『集古今仏道論衡』を中心に――
  • カントの空間論
  • 拡大する音楽の領域〜デジタル技術がもたらした音楽生産と消費の在り方の変化〜
  • 人間・「家」・環境――『フンデルトヴァッサー・ハウス』を手がかりに――
  • シジウィックの功利主義

歴史地域文化学専攻

  • 消費される「教養」
  • 「夷狄」の華夷観――朝鮮後期の洪大容を中心として――
  • 「男女雇用機会均等法」以降のワーク・ライフ・バランスの諸相――文化人類学的応用研究――
  • 続縄文――擦文文化期における狩猟後処理過程の復元的研究――小幌洞窟遺跡出土資料を対象として――
  • メキシコ人労働者の導入をめぐる法制定過程とシティズンシップ
  • 「通過儀礼」としての就職活動
  • ソ連初期ザカフカス連邦に関する研究
  • 韓国における博覧会の歴史と現在
  • パレスチナ人の記憶のかたち
  • ユリウス=クラウディウス期における帝位継承と女性――アウグストゥスの妻リウィアを中心に――
  • 人とモノとの関係性から見る祭礼の形成――北海道江差町における姥神大神宮祭を事例に――
  • 直轄県における地域形成に関する一考察
  • 近代日本における総力戦体制の展開と挫折
  • 衣服に関する人類学的研究――日本における左袵・右袵の変遷について――
  • Comparative analyses of development of vertical integration and cooperation process in agro-food complex of Kazakhstan.
  • カザフスタンの農業・食料複合体における、垂直的調整と協同化の発展プロセスの比較分析
  • アメリカのbabysittingの文化人類学的考察――青少年の参加を中心に――
  • 日本の4Hクラブの成立における日本力行会の役割
  • 日本統治時代における台湾先住民族の内地観光
  • 戦前期における北海道民有未墾地開発事業
  • 趙武霊王の対外政策
  • 清代康煕年間浙江の牙行・埠頭と公権力
  • 昭和初期日本の対中国外交――南京国民政府承認問題を中心に――
  • 映し合う映画と都市
  • 近代クロアチア・イリリア期における学生運動
  • Z.ムリナーシュと「プラハの春」
  • 近代日本における脳の表象
  • 外国人留学生が境界を越えるとき――北海道大学における日本人と留学生の文化交流を事例として――
  • 中世荘園年貢算用システムに関する一考察
  • アゼルバイジャンにおける国内避難民問題
  • 明治期日本人と旅行
  • ウイルタ語民話資料における伝聞形式と証拠性

言語文学専攻

  • Anxiety of Self: Escape and Indictment in William Faulkner’s The Sound and the Fury
  • 自己の不安:『響きと怒り』におけるフォークナーの逃避と批判
  • フランス語のテクスト構成における時制の機能について
  • The Influence of “Italianicity” on Hemingway’s Short Stories
  • ヘミングウェイ短編における「イタリアニシティ」の影響
  • 泉鏡花作品における同一性と類似
  • 現代日本語における機能辞「の」の文法的研究
  • 椎名麟三に関する考察
  • 『枕草子』論
  • ウェルギリウス『アエネイス』第2巻に見られる文芸手法をめぐって
  • 村上春樹論
  • 『今とりかへばや』論
  • イギリス児童文学における子供観の変遷
  • 中国における日本アニメの受容
  • 日中常用漢字の対照研究
  • <非寛容>な日本社会と在日コリアンの若者
  • ヴォイスに関する日中対照研究――受身文を中心に――
  • 日本人の人名の表記と読みの特徴および両者の対応について
  • 『うつぼ物語』の研究
  • ルクセンブルグ語における人称代名詞とそれに関わる問題への考察
  • 『みつばちマーヤの冒険』再考
  • 『浮城物語』の時代再考――<代表>と<誘惑>をめぐる闘争
  • 現代日本語文に於ける連体節構造の研究――テンス・アスペクトを中心として――
  • 日本語のアスペクトと量化表現
  • 台湾語における日本語からの借用語についての研究
  • 明治20年〜40年期の「天皇」の可視性をめぐって

人間システム科学専攻

  • 繰り返し2人零和ゲーム過程の微細構造分析
  • 音楽の印象判断における過去の情動体験の影響
  • Socio Space for Forests and People in Central Borneo
    (ボルネオ中央部における森と人の社会空間)
  • 規範逸脱状況における罰:2者罰と3者罰の比較
  • 社会構造と社会認知 関係流動性がステレオタイピングに与える効果の検討
  • Influence of thinking style on a complex decision-making task with naïve participants
  • 連鎖的意思決定課題における思考様式の影響
  • 表情認知における大脳半球優位性――瞬間展示法による検討――
  • Jポップ風の歌の聴取時における生理反応と心理反応の関連性
  • Déjà-vu現象に関する認知心理学的研究――無意識的な視覚体験が既視感判断に及ぼす影響――
  • 社会生態学的環境とモラルシステム:二組の道徳律と職業の関係の検討
  • 未習熟の言語の音声の聞き取り――抑揚の変化の影響――
  • 典型色が日常的場面での配色の認知に与える影響
  • 適応デバイスとしての自尊心:自尊心の主観的幸福感へのインパクトに対する関係流動性の調整効果
  • A socio-ecological approach to cultural differences in interpersonal relationships: The effect of relational mobility.
  • 対人関係の文化差に対する社会生態学的アプローチ:関係流動性の効果
  • 認知インタビューによる想起促進:簡易型認知インタビューの利用可能性
  • トリミング・クタ
  • 表情認知における動的情報の役割
  • 民間巫者信仰の継承――岩木山赤倉のカミサマを中心として――
  • 国際移民の市民権とアイデンティティ――在日ブラジル人の制度的側面と生活的現実からの考察――
  • 最後通告ゲームにおける拒否動機の検討:不公平回避・互酬性・同一性保護
  • 幼児による出来事の語り――日常的ルーチン、ポジティヴな出来事、ネガティヴな出来事――
  • 環境保全の内で生まれるズレと多層な視座――北海道白老町の森林NPOの展開から――
  • 高齢者の生活空間における地理的制約と居住地移動――北海道室蘭市を事例として――
  • 甲状腺ホルモン阻害によるラットの衝動性の研究
  • 視環境の色彩配置が与える心的影響