卒業論文題目(平成28年度)

哲学・文化学コース

  • 固有名の意味について
  • 剥奪説に関する考察と自殺問題
  • 西田幾多郎『善の研究』における純粋経験と「一般的なもの」
  • 多文化主義をめぐる論争―ウィル・キムリッカの議論を中心に
  • ヌスバウムとケイパビリティ・アプローチ―知的障害を事例として―
  • 世代間衡平性の問題と時間割引の擁護
  • パスカルにおける「気晴らし」と信仰
  • David Benatar の反出生主義について
  • 宗教の世俗化・私物化に伴う宗教施設の意義について―観光の観点から―
  • 洪水神話について
  • カーリダーサ作 『メーガ・ドゥータ』 研究
  • ヴィクトール・E・フランクルの宗教性
  • ヒュームの宗教論
  • コム デ ギャルソンの空間デザイン
  • 奈良美智作品における人形の意味
  • 「キリスト教護教論」としての『パンセ』と想像力
  • 聖書とその外典・偽典における天使像

歴史学・人類学コース

  • 幕末期武州多摩郡日野宿組合の農兵組織
  • 血盟団事件の実行者たち
  • 日中戦争における大本営設置の目的について
  • 江戸の小便観と小便溜桶
  • 日本古代における内礼司の研究
  • 足利義政の寺家御成
  • 平安時代の伊勢斎宮
  • 近衛声明の再検討
  • 関東軍と統帥権
  • 国際連盟と日本
  • 近世の関所手形と「途中手形」
  • 兵粮から見る島原・天草一揆の籠城体制
  • 17世紀コロマンデル海岸におけるダイヤモンド交易
  • イスラーム統治初期アンダルスにおけるキリスト教宗教施設
  • 17世紀後半オスマン朝のカーディー法廷によるワクフ運営の監督
  • 近代フランスにおける国葬の役割
  • 古代ローマにおける女性の法的権利
  • 近代フランスにおける民衆運動と政治
  • 古代ローマの埋葬と死生観
  • 第二次世界大戦後のドイツにおける歴史教科書をめぐる諸問題
  • 14世紀ドイツにおける民衆運動
  • フランスにおけるコンフレリの特徴と活動の推移
  • 中世後期ミュンスターにおける「大行列」と都市民
  • 韓国における戦争と観光に関する考察
  • ソ連期におけるトナカイ飼育の変化
  • 戦前の丸山眞男に関する再検討
  • 現代日本の女性狩猟者に関する一考察
  • 富士山の景観認識に関する文化人類学的研究
  • トラック運転手の「保守主義」と自由競争のアメリカ
  • 学生オーケストラ活動に関する一考察
  • 商業施設の空間的構造と消費行動に関する経営人類学的研究
  • ネワールの住まいと震災の影響
  • 日本における生活保護のスティグマ化
  • アイヌ民族に関する法律の変遷と新たな法律に求められる方向性について―海外先住民における事例と比較して―

言語・文学コース

  • フランス語の前置詞 à とイタリア語の前置詞 a の対照分析
  • The Proposal of a Model of Irony Comprehension Using Three Contexts (皮肉理解の3文脈モデルの提案)
  • Imperatives as Discourse Markers (命令形の談話標識用法)
  • Semantic Structure of Color Terms: From Reanalysis of Psychological Data and Quantitative Research in Corpus (色彩語の意味構造:心理学的データの再分析とコーパスにおける量的調査から)
  • 日本語の小説のスペイン語訳に見られる特徴に関する研究
  • Comparative Study of Synesthetic Expressions between English and Japanese (共感覚表現についての日英語比較研究)
  • A Comparative Study of the Gerund-participle and the TO-Infinitive (動名詞とto不定詞の比較研究)
  • Five Englishes in Amy Tan’s The Joy Luck Club: Multi-Lingual Barriers and Bridges in 20th Century American Society (エイミー・タンの『ジョイ・ラック・クラブ』に見る5つの英語―20世紀の多言語社会アメリカにおける母と娘の相互理解)
  • A Burning Salamander: Lasting Wounds in Ernest Hemingway’s “Now I Lay Me” (燃えるサラマンダー―アーネスト・ヘミングウェイ作 「身を横たえて」における癒えない傷)
  • Beyond the American Landscape: A Son of Modernization in The Nick Adams Stories (アメリカの原風景を越えて―『ニック・アダムズ物語』における現代化する息子)
  • Reality and Ideal of Victorian Womanhood: Paradox of Frances Hodgson Burnett and Her Sara Crew (ヴィクトリア朝的女性像に対する現実と理想 ― フランシス・ホジソン・バーネットと セーラ・クルーのパラドックス)
  • Convention and Invention in Mark Twain’s Narrative: Humor and Distrust in “Luck” (マーク・トウェインの語りにおける伝統と独創性―「運」にみられるユーモアと不信)
  • “Tossing” Jim: Anti – Imperialism in Treasure Island by Robert Louis Stevenson / 「波間で揺られる」少年ジム ― ロバート・ルイス・スティーブンソン作『宝島』が持つ反帝国主義性
  • 見坊豪紀「ことばのくずかご」から見た現代日本語の実態とその追跡調査
  • 宮城県登米市方言の研究
  • 転成名詞の語用論的考察―ポライトネスの観点から―
  • 村上春樹の計量言語学的研究
  • 『落窪物語』考
  • 「和泉式部日記」における帥宮の出家意志発露について
  • 『荀子』性悪説に関する研究
  • 楊家将小説と女性像
  • 江戸川乱歩研究
  • ゼロ年代アニメーション論―セカイ系アニメの終着点―
  • 古野まほろ研究―<本格>探偵小説の視点から
  • 綿矢りさ研究
  • 米澤穂信論
  • 椎名林檎『日出処』論

人間システム科学コース

  • 乳児ラットはにおい刺激を使って自分の母親を認識できるのか―超音波発声を指標に―
  • 聴覚遮断が仔ラットの超音波発声の発達に及ぼす影響
  • 「読み」の経験が音読時のワーキングメモリ及び視声範囲(EVS)に及ぼす影響について
  • マスクによる遮蔽が顔の形状知覚に及ぼす影響
  • イラストへのデジタルエフェクト付加による視覚的印象の変化
  • 背景色が色変化検出に及ぼす影響
  • 色照明光下における物体色の見え―色恒常性成立範囲の検討―
  • 人物の印象や動作が意志決定に及ぼす無自覚な影響
  • 視野周辺でのフラッシュが注意捕捉に及ぼす影響
  • 大阪方言と東京方言に対する顕在的及び潜在的評価差とその地域的影響の検討
  • 空間的視点取得能力の個人差に関わる脳内基盤の検討
  • サッカー・オフサイド判定時の時間順序知覚
  • 言語情報が視覚記憶に及ぼす効果
  • 匂いが記憶に及ぼす効果
  • パッケージデザインにおける色彩と文字情報の関連について
  • 受けた大恩は恩送りに発展するのか―場面想定法を用いた実験的検討
  • 表情認知における目および口への注意 ―事象関連脳電位による検討―
  • Facebook上の人間関係の多様性と対人摩擦の関係の日米比較~局所的関係流動性の観点から~
  • 秩序の違いが心の文化差に与える影響―文化形成実験による検討―
  • ウマはヒトの感情シグナルに敏感か?―視線追従課題を用いた実験的検討―
  • 集団儀式の快・不快が凝集性にもたらす影響について~北海道大学恵迪寮での検討~
  • 認知傾向と時間割引との関係の研究
  • 時間経過による信頼回復についての研究~不祥事を起こした組織を用いた調査~
  • 物語の系統樹を再現する:記憶に基づく物語伝播を例にして
  • 技術の発展における伝達モードの影響:魚釣りゲームによる実験検討
  • ウマにおけるヒトのあくびの伝染―親密さバイアスと生理反応に着目して―
  • ウマは働いて得る餌を好む?―コントラフリーローディングに関する実験的検討―
  • 第一印象の持続性の日米比較―関係流動性の役割の検討
  • 長期間の公共財ゲームにおける金銭罰と象徴罰の効果
  • 帰属のエラーと一般的信頼の関連性の検討
  • 補償の交換フレームがリスクを伴う忌避施設の受容に及ぼす影響―Taboo trade-offs の緩和策の検討―
  • 仔ウマの社会関係の構築に関する観察研究―母ウマの親和的社会交渉が与える影響に着目して―
  • 指定廃棄物処分立地ゲームの作成と指定廃棄物シナリオ実験の実施:無知のヴェールは合意形成を促進するか
  • 土産品分配戦略の国際比較―新千歳空港利用者調査
  • 同性愛をとおしてみる「寛容性」―世界価値観調査2010から探るその規定要因
  • 女子大学生の就職活動とジェンダー・トラッキング―日本型雇用慣行の中で学生がとる行動―
  • 日本のアニメーターの収入はなぜ低いのか
  • 高齢者向け住まいへの依託は家族介護の代替となりうるのか―働く世代への親介護に関するインタビュー調査から―
  • 準拠集団論からみた階層帰属意識―2005年SSM調査データの分析から―
  • 介護職におけるキャリア形成の困難―介護組織と介護労働者へのインタビュー調査から
  • 中学校における多職種協働―スクールカウンセラーへのインタビューを中心に―
  • 長野県長野市鬼無里地域における猿害・獣害
  • 都心部におけるコンビニエンスストアの立地と商品構成に関する研究
  • エスニック料理店を通じたコミュニティの形成―茨城県つくば市を事例として―
  • 臨海都市における再開発と津波災害時避難に関する研究
  • 北海道におけるタマネギ生産の進展
  • 北海道の津波浸水想定域における施設立地の地理学的研究
  • 北海道におけるホップ栽培の展開
  • 迷惑施設に対する反対派住民の多様なまなざし―青森県六ヶ所村核燃料サイクル施設の事例から―
  • 都市中心部における土地利用の変化と機能の集積に関する研究
  • 札幌市の都市公園における遊具整備の現状と課題
  • シティプロモーションの継続と広がりについての研究 ― 佐賀県の「サガプライズ!」事業を事例として
  • 再生可能エネルギーをめぐる地域のつながり
  • 札幌市におけるワイナリーの発展
  • 土砂災害と住宅開発の関係についての地理学的研究
  • 北海道における体験型農園の展開
  • 原子力発電所立地地域の住民の意識に関する研究―泊原子力発電所周辺地域を事例に―
  • 石川県能登地方における方言の地理学的研究 命令表現の分布とその変化
  • コンテンツを活用したまちづくりにおける住民意識の構造と今後の課題―北海道洞爺湖町を事例にして―
  • 自治体の景観政策推進における住民参加に関する研究―北海道ニセコ町を事例に
  • 温泉観光地の変化と対応―定山渓温泉の宿泊施設を例に―
  • 日本における第三国定住難民の「自立」に関する研究
  • 北海道における都市間バス交通の時系列変化
  • 札幌市におけるプレーパーク活動の担い手に関する研究
  • ばんえい競馬存続基盤であるばん馬生産の実情と課題

日本文化論コース

  • 日本古代の暦法について
  • 戦後日本における「革新」の意味の変容
  • 天保の出版統制と江戸の町名主
  • 室町後期の寺家と職人
  • 山本北山の赤穂浪士論
  • 『とりかへばや』研究
  • ミソギの研究
  • 『とはずがたり』考
  • 西行和歌論
  • 『古事記』における神と光について
  • 『竹取物語』考 ―石上麻呂足の人物像をめぐる一論考―
  • 吉川英治『宮本武蔵』研究
  • マイケル・ジャクソン研究
  • 有島武郎『迷路』研究 ―夏目漱石『三四郎』との比較に於いて―
  • キャラクター文化研究
  • 2000年以降のアニメとその受容動向に関する考察
  • ビデオゲームにおける物語体験の自由性/不自由性―ナラトロジーの観点から見た『BioShock』―
  • 桜庭一樹論
  • 飛浩隆論
  • ジャン・ルノワール映画試論

アジア・アラブ文化論コース

  • 神仏習合の研究―『麗気記』と『倭姫命世記』を中心として-

ヨーロッパ・アメリカ文化論コース

  • オディロン・ルドン作 フォンフロワド修道院図書室装飾画についての一考察
  • 古代ローマにおける剣闘士競技に関する考察
  • 19世紀のプロイセンにおける教育と近代化
  • 戦間期の英国フットボール
  • フランス革命期ルーアンにおける、パイプオルガンの使われ方の変化と保存活動
  • 古代ローマにおける帝政イデオロギーの形成とconsensusの重要性
  • 帝政ローマにおける皇帝位継承とアントニヌス朝
  • 戦後イギリスにおける同性愛の「解放」
  • 現代アメリカにおける黒人射殺事件報道をめぐる一考察
  • 1950・60年代アメリカにおける「髪」の歴史的文脈
  • フランス語と日本語の受動態に関する対照研究
  • Christian Joy in Caspian Forest: Reconciliation between Nature and Christianity (キリスト教の喜びと森―C.S.ルイス「カスピアン王子の角笛」における自然との和解)
  • Abusive Love in Truman Capote’s Queenie Trilogy: Animal Studies and Literature about Dogs (トルーマン・カポーティ著「クイーニー三部作」に見る悪意なき虐待―犬をめぐる動物研究と文学)

北方文化論コース

  • 涌元式土器の研究 ―館野遺跡出土資料の分析を通して―
  • アイヌ文化展示における共同作業の現状と今後の課題
  • オホーツク土器沈文系前半期土器群の研究―香深井A遺跡魚骨層Ⅳ出土資料の分析を通して―

総合文化論コース

  • 記念碑「躓きの石」における犠牲者の記憶
  • アイヌ民族がもつ植物の知識
  • 陸海軍の関係推移から見る明治40年帝国国防方針の研究
  • 21世紀以降の世界動向と日本社会に関する一考案
  • 動機づけと社会環境―制御焦点と関係流動性の関連についての社会生態学的分析―
  • 「町内会型」と「コミュニティ型」の比較による自主性の効果の検討
  • アライグマ初期侵入段階の調査手法に関する研究
  • 北海道における鉄道遺産保存としてのトロッコ運行
  • 部活動参加者の学習意欲の形成過程―道立A高校を事例として―