19 北大人文学カフェ「カギ現場にありエスノグラフィー可能性 ―」開催のお知らせ

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以下の予定で、第19回北大人文学カフェを開催いたします。

今回のカフェのテーマは、エスノグラフィー。
話し手は、文学研究科 歴史文化論講座の 小田 博志(おだひろし)さんです。

葉っぱビジネスで一躍有名となった徳島県上勝町を事例に、エスノグラフィーという「<現場>を質的研究する」方法論について、学術領域にとどまらないその多彩な可能性も含めて語っていただきます。
皆様是非お誘い合わせの上、お越しください。

日時:2016年12月10日(土)15:00〜16:30

場所:紀伊國屋書店札幌本店1階インナーガーデン
札幌市中央区北5条西5丁目7番地 sapporo55ビル

話し手:小田 博志(おだ ひろし)さん 文学研究科・教授/人類学

お話のテーマ

カギは現場にあり ― エスノグラフィーの可能性 ―

「エスノグラフィー」ということばを耳にしたことはありますか?研究と現場とをつなぐ方法論として、
近年注目を集めているのが「エスノグラフィー」です。研究者が身をもって現場に入り込み、内側からその世界を理解します。

もともとは文化人類学の分野で発展してきましたが、最近では社会学、教育学など多様な研究領域に用いられるだけでなく、ビジネスやマーケティング、行政、医療・福祉、教育、防災などの多様なシーンで応用されています。なぜでしょうか。それは、「カギは現場にあり!」だからです。

今回の人文学カフェでは、映画化もされた徳島県上勝町の葉っぱビジネスを事例に、エスノグラフィー論の第一人者でその実践者である小田 博志さんに、エスノグラフィーの多様な可能性についてお話していただきます。

「そうだ、葉っぱを売ろう!」というひらめきが上勝町を生まれ変わらせたように、皆さんも、エスノグラフィーを通して、現場の秘密を開くカギを見つけませんか。

参加料:無料(事前申込不要。直接会場にお越しください。)

定員:約100名

主催:北海道大学文学研究科・人文学カフェ実行委員会

お問い合わせ

文学研究科・研究推進室
TEL: 011-706-4083
Email: kenkyu*let.hokudai.ac.jp(*を半角@に変えてください)