ダーチャ・マライーニ氏は第二次大戦後のイタリアを代表する女性作家です。来日の機会に合わせて、マライーニ氏のご著作やその背後にあるフェミニズム思想などについて、お話をうかがいます。双方向で通訳者をつけ、質疑応答の形式で進めます。ご来場の皆様の活発なご発言を期待しています。
※ダーチャ・マライーニ 氏(Dacia Maraini) 1936年フィエーゾレ生まれ。作家・詩人・劇作家。民族学者の父フォスコ・マライーニとともに1938年来日。終戦までの約2年間を名古屋の強制収容所で過ごし、1945年帰国。1962年『バカンス』でデビュー。1963年に『不安の季節』でフォルメントール賞、1990年『シチーリアの雅歌』でカンピエッロ賞、1999年Buio(未邦訳)でストレーガ賞受賞。昨年11月、幼少期に日本での送った壮絶な2年間を描いたVita mia(我が人生)を出版。
日時
2024年6月17日(月)15:30-17:30(15時開場)
会場
北海道大学人文・社会科学教育研究棟W201
申込
事前申し込み不要
お問い合わせ
北海道大学大学院文学研究院 映像・現代文化論研究室 水溜真由美
Email: maraini.sappro*gmail.com(*を半角@に変えて入力ください)