4年ぶりに「プラス1ピースの読書会」を対面で開催します。お昼休みのひととき、ほかでは得られない読書体験をしてみませんか。
Vol.16『ミシェル・アンリ読本』
- 日時: 2023年10月24日(火) 12:20〜12:45
※12:45から約5分程度、自由な質疑応答時間を設けます。 - 場所: 北海道大学文学研究院「書香の森」(玄関ホール横)
- お話: 村松 正隆 教授(哲学倫理学研究室)
- 取り上げる本:
『ミシェル・アンリ読本』
川瀬 雅也、米虫 正巳、村松 正隆、伊原木 大祐(編)、法政大学出版会、2022年
→Web版書香の森の紹介ページ
ミシェル・アンリの全体像を描く
20 世紀後半のフランス思想に大きな足跡を残したミシェル・アンリの生誕 100 年、没後 20 年を記念する書物。日本ミシェル・アンリ哲学会の研究者が中心メンバーとなり、総勢 34 名もの執筆者がアンリを多面的にかつ客観的に論じた意欲作です。
編者の一人である村松先生は、アンリの思想は「あらゆる生を肯定し、生きることを祝福する」と話しています。本書は、こうした思想を唱えたアンリの生涯と思想の概要、その哲学の主要テーマ、多くの現代思想家との関わりのほか、小説家としてのアンリについても論じています。いわば、ミシェル・アンリの全体像を知るための格好の入門書です。
コロナ禍の中、執筆者が直接顔を合わせることができない中で企画、出版されたこの書物の、製作時のエピソードや出版後の反響についてお話しいただきましょう。
今回のプラス1ピースは?
アフターコロナの今だからこそ考えてみる
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文学研究院・研究推進室
TEL: 011-706-4083
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