〈活動写真弁士 片岡一郎氏実演会〉
数少ない現役活動写真弁士の第一人者を迎え、各種ジャンルの映画を実演付きで上映します!
※来聴歓迎・聴講無料・事前申込不要
日時
2020年1月10日(金) 17:00-18:30
会場
北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟 W201/W202教室
《次第》
- 前説(まえせつ)
- 演目・時代劇 マキノ正博監督『血煙高田の馬場』(1937)11分
・アニメーション 紙フィルム『スタコラサッチャン大手柄』(昭和初期)2分
・現代劇 小津安二郎監督『大学は出たけれど』(1929)17分
・コメディ バスター・キートン『キートンの文化生活一週間』(1920)22分 - トーク(司会・小川佐和子)
- 質疑応答
講師プロフィール
片岡一郎(かたおか・いちろう)氏 1977年東京生。日本大学芸術学部演 劇学科卒業後、活動写真弁士の第一人者である澤登翠に入門。澤登門下総領弟子。バイオリン演歌を福岡詩二、紙芝居を秋山呆栄に師事。レパートリーは日本映画・洋画・中国映画・アニメ・記録映画と多岐にわたり、総演目数は約350作品に上る。日・米・独・加・豪・伊・クロアチアなど18ヵ国で公演。その他、執筆や舞台出演、声優業もこなす。失われたフィルムの発掘にも尽力し、これまでに『Our pet』『私のパパさんママが好き』『忠臣蔵』などのフィルムを発見した。周防正行監督作品『カツベン!』では出演のほか、主要キャストへの実演指導を行う。赤石路代の漫画作品『めもく らむ 大正キネマ浪漫』では時代考証で協力した。
主 催 北海道大学映像・現代文化論学会
事務局 北海道大学大学院 文学研究院 映像・現代文化論研究室
連絡先 研究室主任・中村三春 miharu【@】let.hokudai.ac.jp