
2019年度前期(4月〜7月)
北大文学研究科(4月から文学研究院)教員による「世界文学」の連続講座
北海道大学と北海道新聞の包括連携協定にもとづき、昨年から始まった地域のみなさまに向けた公開講座「北大道新アカデミー」。文学研究科は今年も文系講座を担当いたします。
好評をいただいた昨年は「芸術」「歴史」をテーマに実施しました。2019年度前期のテーマは「文学」です。
ワールド・カルチャー・マップ〜文学で世界をめぐる
世界各国にはさまざまな文学作品があります。海外の小説を読むときに、その国の歴史や文化を知っていると作品をより深く味わうことができます。作品を通して日本とは異なる慣習や価値観に触れることで、その国への理解が深まるとともに、日本を再発見する機会になるかもしれません。一方で、海外で広く読まれている日本の文学作品もあります。それらは海外でどのように受け入れられているのでしょうか。アメリカ、フランス、中国、日本文学を通して世界を旅しましょう。
開講日
4月〜7月の土曜 午後1時半〜3時 全8回
場所
北大道新アカデミー講義室(札幌市中央区大通西3丁目6 道新北1条館2階)
※地下鉄南北線・東西線・東豊線 大通駅下車オーロラタウン北海道新聞社方面出口より徒歩3分
定員
50名
担当講師・講義日程・内容
中村 三春 教授[日本近代文学 比較文学 表象文化論]
- 4月13日
危機の作家—<世界文学>としての村上春樹
村上 春樹はいまや世界的な作家となり、多くの作品が海外で映画化もされています。「危機の文学」の観点から村上作品の全体像を概説し、映画『ノルウェイの森』と『神の子どもたちはみな踊る』にも触れ、その〈世界文学〉としての側面に迫ります。 - 4月27日
監禁の終わるとき—小川洋子の小説と『アンネの日記』
小川 洋子は、アンネ・フランクの日記に強く影響を受けた作家です。その小説は特にフランスで高く評価され、『薬指の標本』はフランス映画にもなりました。監禁状態と〈書くこと〉の繋がりを追求する作家、小川 洋子の世界性を講じます。
武田 雅哉 教授[中国文化・文学・芸術]
- 5月11日
猪八戒とあそぼう!—「西遊記」は子供に読ませるな?
『西遊記』のお騒がせキャラクター猪八戒は、いったいどんなヤツなんでしょうか。猪年の今年、八戒さんの口から、中国文明のあれこれをたっぷり語っていただきましょう。 - 5月25日
中国乳房文学誌—身体をめぐる想像力
この巨大な政治の国は、〈おっぱい〉とどのように関わってきたのでしょうか。古代から、ただいまの社会主義中国まで、乳房との奇妙な絡みを読み解いていきましょう。
竹内 修一 教授[フランス現代文学]
- 6月15日
アレクサンドル・デュマ—仏領サン・ドマングとフランス王国
『三銃士』の作者であるアレクサンドル・デュマは、植民地で使役されていた黒人奴隷の孫でした。この作家とフランス王国の関係について考えてみます。 - 6月29日
アルベール・カミュ—アルジェリアとフランス共和国
アルベール・カミュは、フランスが第三共和国であった時代に、アルジェで生まれています。このノーベル賞作家とアルジェリアの関係について考えてみます。
竹内 康浩 教授[アメリカ文学]
- 7月13日
ハックルベリーフィンの冒険—ハックの足跡をたどる
父親と文明から逃げ出したハックは、筏に乗ってミシシッピ川を下っていきます。彼の足跡をたどりながら、その旅の意義について考えます。 - 7月27日
ライ麦畑でつかまえて—ホールデンの足跡をたどる
高校から逃げ出したホールデンは、汽車に乗ってニューヨークへと向かいます。彼の足跡をたどりながら、その旅の意義について考えます。
受付要項
※定員に達しましたので、受付を終了しました。
受講料
前期(4月〜7月・全8回)25,920円(税込)
入学金
2,160円(税込み・有効期限なし)※昨年受講者は不要定員になり次第受付終了、受講料等支払方法は申込時に案内
電話による事前申込
TEL: 011-211-5300
受付時間10:00〜18:00、日曜・祝日・休業日を除く
WEBによる申込
お問い合わせ
北大道新アカデミー事務局
〒060-8711 札幌市中央区大通西3丁目6道新大通館7階
道新文化センター内
TEL: 011-211-5300
FAX: 011-232-2448
理系講座については、以下のチラシをご覧ください。
