以下の通り、シンポジウムを開催いたします。
合同シンポジウム
忍者と探偵が出会うとき
日時:2014年8月9日(土)10:00〜17:30
会場:北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟4階 W409室
一般参加自由、事前申込不要、参加費なし
主催(共催)
- 科学研究費基盤研究(C)「メディア環境との相関性に基づく日本探偵小説の史的研究」(研究代表者・押野 武志、課題番号26370226)
- 科学研究費挑戦的萌芽研究「忍者と探偵、近代日本におけるキャラクター表象の形成と海外伝播に関する文化研究」(研究代表者・吉田 司雄、課題番号25580058)
お問い合わせ先
映像・表現文化論講座 押野 武志
Email: toshino@let.hokudai.ac.jp
プログラム
午前の部(午前10時~12時)
基調講演
- 名探偵、「歴史」に挑む――『時の娘』あるいは忍者の抹殺
工学院大学 吉田 司雄 - 忍者という逸脱した体――山田 風太郎『忍びの卍』を中心に
北海道大学大学院博士課程 寺山 千紗都
コメンテーター:茨城大学 谷口 基
午後の部(午後1時30分~5時30分)
- 戦前期大衆文学論の諸相
北海道大学 押野 武志
コメンテーター:千葉大学大学院人文社会科学研究科特別研究員 牧野 悠
- 戦前期探偵小説における〈入れ替わり〉
北海道大学大学院博士課程 井上 貴翔
コメンテーター:麗澤大学非常勤講師 清水 潤
- 芥川龍之介「報恩記」――芥川文学における〈探偵小説〉あるいは〈忍者小説〉の可能性
立教大学非常勤講師 乾英 治郎
コメンテーター:甲南女子大学 横濱雄二
- 戦時下の忍者と軍事探偵(スパイ)――藤田 西湖『忍術からスパイ戦へ』を読む
大東文化大学非常勤講師 今井 秀和
コメンテーター:北海道情報大学 諸岡 卓真
共同討議
- 総合司会 多摩大学 中澤 弥