文学研究科 西洋文学講座および西洋言語学講座の主催で、以下のパネル展示を行います。入場無料、どなたでもご覧いただけます。どうぞお気軽にお越しください。
パネル展示：ドイツ統一への道
展示期間：2015年9月28日（月）〜10月16日（金）
平日8:00-22:00
土日祝9:00-19:00
展示場所：附属図書館本館ー法学部間 渡り廊下
（附属図書館本館正面玄関から入って突き当たり）
企画の趣旨・内容
2015年10月、ドイツ連邦共和国は東西ドイツ統一25周年を迎えます。この歴史的な区切りの年を記念して、ドイツ外務省と「SED旧東独社会主義統一党による独裁体制を検証するための連邦基金」は、ドイツ統一への道のりをまとめたパネル展示を企画しました。
この展示は20枚のパネルからなっています。1989年秋に東ドイツで始まった平和革命を契機として、図らずもドイツ統一の問題がドイツ政治・国際政治の舞台にのぼることになり、そしてついには1990年10月3日のドイツ再統一にいたります。展示ではこの過程を、ドイツ内部での展開だけでなく外交交渉にも目を向けながら、150点以上の写真・資料・解説等によって詳細かつ丁寧にたどっています。
この企画を、世代も文化的背景も異なる日本の若い学生の皆さんにもぜひ共有していただきたく思います。異なる政治体制と過去を持つ二つの独立国家を統一することの難しさや歴史的・政治的な諸々の課題に触れ、朝鮮半島の両隣国の問題などとも引き比べて考えてみることは、北海道大学の皆さんにとって、必ずや有意義な経験となることでしょう。
なお、QRコードで呼び出せる18のビデオポッドキャストが用意されていますので、1990年当時の波乱に満ちた展開を振り返る人々の映像もあわせてご覧ください。
主催：大学院文学研究科 西洋言語学講座・西洋文学講座
後援：大学院文学研究科
お問い合わせ
マティアス・グリューネヴァルト
Email: gruenewald＊let.hokudai.ac.jp＊を半角＠に変えてください