〈特集図書展示No.18〉北大人文学カフェとともに

書香の森・特集展示の更新を行いました。今回は2016年以降の人文学カフェの話し手教員の関連著書を紹介します。

  • 展示期間: 2020年1月20日(月)〜2020年4月10日(金)

展示図書リスト

  • 宗教とウェルビーイング
    しあわせの宗教社会学 → web書香の森
    櫻井 義秀 編著 北海道大学出版会 2019年
    〈教員コメント〉ウェルビーイング研究に対して宗教社会学的なアプローチを用い、主観的幸福感とウェルビーイングとの関連を考える。計量的研究と質的研究の双方から宗教とウェルビーイング研究の新境地を開拓し、社会調査の対象者になりにくい人々の現実と課題からしあわせの深奥に迫る。
    〈第25回 北大人文学カフェ〉
    人は宗教でしあわせになるのか?  —ウェルビーイングの宗教社会学
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  • チューリング
    コンピュータ理論の起源[第1巻]
    伊藤 和行 監修、佐野 勝彦・杉本 舞 翻訳 近代科学社 2014年
    〈教員コメント〉チューリングのコンピュータに関わる重要な論文4編の完訳と、それぞれの論文に対し、内容を的確に理解するための時 代背景を含めた詳細な解説が収められている。
    〈第24回 北大人文学カフェ〉
    コンピュータは間違ってもいいの? —論理学から人工知能へ—
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  • イギリス現代史 → web書香の森
    ⻑谷川 貴彦 著 岩波書店 2017年
    〈教員コメント〉EU離脱に揺れるイギリスの〈いま〉を考えるために求められる歴史的視座を提供することを狙いとする。第二次世界大戦を起点とする福祉国家体制の形成、「英国病」とサッチャリズム、そして現在へと,戦後イギリスのあゆみを描く通史であり、政治・経済のみならず、国際関係や、階級・文化をめぐる社会変容にも着目し、多面的な現代史像を描く。
    〈第22回 北大人文学カフェ〉
    岐路に立つイギリス —歴史から読み解く現在(いま)
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  • 美しさと魅力の心理 → web書香の森
    三浦 佳世、河原 純一郎 編著 ミネルヴァ書房 2019年
    〈教員コメント〉なぜ私たちは「美しさ」や「魅力」を感じるのか?
    「顔」「動作」「デザイン」など…80のテーマについて、各領域の専門家が見開き1ページで科学的にわかりやすく解説します。
    —“明日から思わず誰かに話したくなる”「美しさ」と「魅力」の奥深い世界へと誘う書です。
    〈第21回 北大人文学カフェ〉
    注意と魅力の心理学 —勝手に動くワタシ、考えて決める私
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  • 中国のマンガ〈連環画〉の世界 → web書香の森
    武田 雅哉 著 平凡社 2017年
    〈教員コメント〉中国の四千年の多彩な図像学の系譜を受け継いで、二〇世紀に誕生した中国のマンガ〈連環画〉。ときにコミカルで愉快、ときに苛酷で恐ろしい、近現代中国の政治・社会とをリアルに映しだす鏡としての連環画を紹介する、本邦初のこころみである。
    〈第20回 北大人文学カフェ〉
    中国のマンガ??? 〈連環画〉の世界
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  • エスノグラフィー入門
    “現場”を質的研究する
    小田 博志 著 春秋社 2010年
    〈教員コメント〉フィールドワークとは現場に身を置くことから始まります。現場での経験から言葉を紡いでいく作業を、私たち文化人類学者は続けてきました。その手づくりの方法論、エスノグラフィーを本書では解説しています。
    〈第19回 北大人文学カフェ〉
    カギは現場にあり —エスノグラフィーの可能性
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