プロフィール
寺林 暁良
准教授
/ TERABAYASHI Akira

- 研究内容
自然環境問題やエネルギー問題などに関して、環境社会学的研究を行っています。フィールドワークによって地域社会と自然資源との多様で複雑な関係に迫りながら、生活問題と環境問題の双方を解決する方法を探求しています。
- 研究分野
- 環境社会学、地域社会学、自然資源管理
- キーワード
- 環境ガバナンス、コミュニティ、自然環境、再生可能エネルギー
- 文学研究院 所属部門/分野/研究室
- 人間科学部門/地域科学分野/地域科学研究室
- 文学院 担当専攻/講座/研究室
- 人間科学専攻/地域科学講座/地域科学研究室
- 文学部 担当コース/研究室
- 人文科学科/人間科学コース/地域科学研究室
- 連絡先
研究室: E棟402
Email: a-terabayashi*let.hokudai.ac.jp
(*を半角@に変えて入力ください)研究生を希望される外国人留学生(日本在住者をふくむ)は、「研究生出願要項【外国人留学生】」に従って、定められた期間に応募してください。教員に直接メールを送信しても返信はありません。- 関連リンク
メッセージ
地域科学研究室の特徴は、フィールドワークを行い、現場のリアリティを重視することにあります。環境社会学・地域社会学におけるフィールドワークの魅力は、「人の話はおもしろい」という一言に尽きます。現場ではさまざまな立場の人々に話を聞きますが、それぞれの価値観や思いは異なるため、同じテーマでも語られる内容が同じになることはありません。調査のたびに、思いがけない新鮮な視点と出会うことができます。
大学院や学部のゼミでは、環境社会学・地域社会学の知識とともに、資料調査やインタビュー調査・参与観察などフィールドワークに基づく社会調査の方法、さらに収集した質的データの分析方法を学びます。また、地域科学研究室には、地理学や生態学のフィールドワーカーたちと日常的に議論を交わし、学際的な視野を得られる貴重な環境があります。現場と大学を往復しながら、「自然環境は誰がどのように守れば良い?」「再生可能エネルギーが地域社会に受容される条件は?」「どうしたら縮小社会のなかで地域の暮らしを良くできる?」といった現代社会の難問群に挑んでみませんか。
研究活動
略歴
北海道大学文学部卒業、同大学院文学研究科修士課程および博士後期課程修了、博士(文学)。農林中金総合研究所研究員および主事研究員、北星学園大学文学部専任講師および准教授を経て現職。
主要業績
- 寺林暁良(2025)「地域社会と自然環境の関係縮小と環境ガバナンス──岩木川ヨシ原における火入れを事例に」『社会学評論』76(3): 473-490.
- 寺林暁良(2025)「滞在者がつながるコミュニティ実践──北海道八雲町に訪れる若者たち」宮内泰介編『コミュニティを実践すること──私たちはコミュニティに何を求めているのか』新泉社,pp.34-54.
- 寺林暁良・藤井康平(2024)「小型風力発電の導入によって残された地域課題──北海道内4自治体へのヒアリング調査をもとに」『環境と公害』54(2): 65-71.
- 寺林暁良(2024)「再生可能エネルギーと協同組合──欧州のエネルギー協同組合と日本への示唆」日本協同組合連携機構編『協同組合法制の課題と新しい協同組合──協同組合法制度に関する提言』ブイツーソリューション,pp.238-258.
- 寺林暁良・宮内泰介(2022)「再生可能エネルギーがもたらすコミュニティの再生──スコットランドのコミュニティ・パワーの事例から」丸山康司・西城戸誠編『どうすればエネルギー転換はうまくいくのか』新泉社,pp.139-160.
- 金城達也・寺林暁良(2022)「自然資源管理と地域再生の一体的な展開──奄美市打田原集落におけるソテツ林管理の事例から」『環境社会学研究』28: 140-155.
所属学会
- 環境社会学会
- 日本社会学会
- 日本協同組合学会
教育活動
授業担当(文学部)
- 地域科学概論
- 地域科学演習
- 野外調査法実習
授業担当(文学院)
- 地域科学特殊講義
- 地域社会学特別演習
- 地域科学特別演習
授業担当(全学教育)
- 社会の認識(コミュニティと環境の社会学)
おすすめの本
- 『どうすればエネルギー転換はうまくいくのか』丸山康司・西城戸誠編(2022年、新泉社)
再生可能エネルギーの導入に伴って引き起こされる、地域トラブルなどの「やっかいな問題」を社会的にどう解決すべきか、国内外の豊富な事例に基づいて議論しています。