プロフィール
小林 晃
准教授
/ KOBAYASHI Akira
- 研究内容
中国の宋代、とくにその後半の南宋時代の政治史を中心に研究を行ってきました。最近では宋代に続く元代や明代の政治史・社会史をも視野に入れて研究を進めています。
- 研究分野
- 中国近世政治史研究
- キーワード
- 宋朝、南宋、伝統中国、政治史、制度史
- 文学研究院 所属部門/分野/研究室
- 人文学部門/歴史学分野/東洋史学研究室
- 文学院 担当専攻/講座/研究室
- 人文学専攻/歴史学講座/東洋史学研究室
- 文学部 担当コース/研究室
- 人文科学科/歴史学・人類学コース/東洋史学研究室
- 連絡先
研究室: 516
研究生を希望される外国人留学生(日本在住者をふくむ)は、「研究生出願要項【外国人留学生】」に従って、定められた期間に応募してください。教員に直接メールを送信しても返信はありません。- 関連リンク
メッセージ
明治以前の日本は、中国の文化や書物から常に刺激を受け、自国の文化を発展させてきました。そのため、日本では中国の文章を日本語の語順に直して読解する「訓読法」が早くから編み出され、現在まで受け継がれるに至っています。この「訓読法」のおかげで、日本人は王朝時代の中国の難解な文章でさえ正確に読み解くことができ、それによって戦後日本の中国史研究は世界でもトップクラスの水準を保ってきました。外国史の研究であるにもかかわらず、日本がその最高水準にあるというのはきわめて稀有なことです。
近年では日本で中国史を専攻する学生は減りつつありますし、中国側の研究水準も大きく向上しておりますが、それでも日本の中国史研究はなおも大きな存在感を放ち続けています。つまり中国史分野では皆さんも「訓読法」をしっかりと習得し、日本の先学が残した業績を真摯に学べば、世界に通用する成果を出すことも夢ではないということです。皆さんも世界レベルの研究に挑戦してみませんか?
研究活動
略歴
神奈川県生まれ。2002年高知大学人文学部卒。2011年北海道大学大学院博士後期課程修了。2006年から2008年に中国の北京大学に留学。日本学術振興会特別研究員、熊本大学大学院准教授を経て、2026年北海道大学に着任。
主要業績
- 『南宋政治史論』(汲古書院、2025年)単著
- 「元代浙西の財政的地位と水利政策の展開」(『宋代史料への回帰と展開』汲古書院、2019年所収)
所属学会
- 北大東洋史談話会
- 北大史学会
- 宋代史研究会
- 歴史学研究会
教育活動
授業担当(文学部)
- 東洋史学
- 東洋史学演習
授業担当(文学院)
- 東洋史学特別演習
授業担当(全学教育)
- 歴史の視座
おすすめの本
- 『専制国家史論』足立啓二(ちくま学芸文庫)
中国と日本は表層の文化に類似点があっても、互いに全く異なる歴史的展開をとげた異質な文明であるということを明快に説いた名著です。原著は1998年の刊行ですが、2018年に文庫化されて入手しやすくなりました。