プロフィール
服部 倫卓
教授
/ HATTORI Michitaka
- 研究内容
ロシア・ウクライナ・ベラルーシを中心とする旧ソ連諸国の経済・政治状況
- 研究分野
- スラブ・ユーラシア経済論
- キーワード
- ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、産業、地域
- 文学院 担当専攻/講座/研究室
- 人文学専攻/スラブ・ユーラシア学講座/スラブ・ユーラシア学研究室
- 連絡先
研究室: スラブ・ユーラシア研究センター534
TEL: 011-706-2388
FAX: 011-706-4952
Email: hattori*slav.hokudai.ac.jp
(*を半角@に変えて入力ください)研究生を希望される外国人留学生(日本在住者をふくむ)は、「研究生出願要項【外国人留学生】」に従って、定められた期間に応募してください。教員に直接メールを送信しても返信はありません。- 関連リンク
メッセージ
私が研究するロシア・ウクライナ・ベラルーシでは、ここ2~3年で状況が激変しました。従来であれば、ロシアの経済や地域事情を学んで、それを同国との交流や経済関係に活かす道がありましたが、現時点ではそうしたことが困難になり、「何のためにロシアのことを学ぶのか?」ということ自体が問われている状況です。しかし、日本との関係が難しいものになろうと、あるいはそうであるからこそ、ロシアの現実を冷静に見極める努力は必要であり、皆さんと一緒にその研鑽を積んでまいりたいと思います。
研究活動
略歴
在ベラルーシ共和国日本大使館専門調査員、一般社団法人ロシアNIS貿易会・ロシアNIS研究所所長などを経て、2022年10月から北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授。
主要業績
- 『不思議の国ベラルーシ ―ナショナリズムから遠く離れて』岩波書店(2004年)
- 『ベラルーシを知るための50章(エリア・スタディーズ158)』明石書店(2017年、共編著)
- 『ウクライナを知るための65章(エリア・スタディーズ169)』明石書店(2018年、共編著)
所属学会
- ロシア・東欧学会
- 比較経済体制学会
- 日本EU学会
教育活動
授業担当(文学院)
- スラブ・ユーラシア総合研究特殊講義
- スラブ・ユーラシア総合研究特別演習
- スラブ・ユーラシア社会研究特別演習
おすすめの本
- 『黒海地域の国際関係』六鹿茂夫(編)(名古屋大学出版会、2017年)
2022年に戦争にまで至ってしまったロシア・ウクライナ関係の背景を理解するのに有益な一冊。服部も第12章「輸送・商品・エネルギーの経済関係 —ロシアとウクライナの角逐を中心に」を執筆しています。