平川 全機

プロフィール

平川 全機 特任助教 / HIRAKAWA Zenki
研究内容

災害復興(特に移住・移転を含む生活再建)の社会学的研究。身近な自然環境や食の安全・安心をめぐる合意形成やリスクコミュニケーションの社会学的な研究。地域社会と自然環境の関係の環境社会学的研究。

研究分野
環境社会学、災害と復興の社会学、リスクコミュニケーション
キーワード
自然環境、災害復興、合意形成、リスクコミュニケーション
文学研究院 所属部門/分野/研究室
教養深化プログラム
関連リンク
メッセージ

大学院で学ぶということにどんなイメージ持っていますか。象牙の塔の中で自分の専門を突き詰める、その自分の専門を活かす道は狭いというイメージが広がっているようにも思います。大学院にいる皆さんや進学を考えている皆さんのなかにもそう思っている人もいるかもしれません。

あらためて大学院で専門を高めるということを考えてみると本当にそうでしょうか。大学院で研究するということは試行錯誤の連続です。研究計画を立てて、文献や資料を集めて、読んで、分析して、うまくいかないときはもう一度研究計画を立て直して、最後には自分なりの結論をアウトプットする。そこでは専門が何であっても、問題を発見する、計画を立てる、文章を読み解く、論理的に思考する、文章で表現するなどの力が必要となります。それはよく考えてみるとどんな職業においても必要とされる能力です。大学院で学ぶことを通して専門に限らずどこにいても役に立つ力が身についているはずです。

教養深化プログラムは、こうした大学院で身につく実社会でも役に立つ能力をさらに高めていくことを目指しています。大学院生のみなさん、一緒に未来を広げてみませんか。