内容紹介
日本語に関する語用論的な論考を集めた論文集で,2年半ほど前に刊行された『日本語語用論フォーラム2』に続く三冊目の論文集です。ベテラン・中堅・若手とさまざまな研究者に寄稿してもらっています。冒頭の三本のベテランのインパクトが強いですが,若手の論考も非常に面白く,刺激的です。「形容詞連用修飾の未確定性をどう捉えるか」は,日本語の形容詞に関する語彙語用論の出発点と言ってよい重要な論文だと言えます。
著者からのコメント
この巻に加藤は寄稿していませんが,編者なのですべての論考に目を通しており,非常に勉強になりました。手前味噌ですが,なかなか多彩で勢いのある論文集になったと思います。
外部リンク
〔出版社〕ひつじ書房の紹介ページ