内容紹介
考古学、民俗学や地理学に加えて、歴史学や言語学、文学、芸術学、環境科学による新しい「北方研究」の旅へご案内します・・・豊富なフィールド研究の成果を入れながら、単なる地域研究を超えて、「北方」を軸に世界の新たな捉え方を提示する。
(北大文学研究科ライブラリ 2)
考古学、民俗学や地理学に加えて、歴史学や言語学、文学、芸術学、環境科学による新しい「北方研究」の旅へご案内します・・・豊富なフィールド研究の成果を入れながら、単なる地域研究を超えて、「北方」を軸に世界の新たな捉え方を提示する。
(北大文学研究科ライブラリ 2)
アテンション・プリーズ(北村清彦)
一日目 チェーホフと旅へ――一九世紀末のサハリン (望月恒子)
二日目 遠い地平線の絵画――ロシア極東とサハリンの画家たち(谷古宇 尚)
三日目 エルミタージュ美術館案内――帝政ロシアが実現した西欧世界 (北村清彦)
四日目 現地調査の旅――アイヌ語の場合とニブフ語の場合 (佐藤知己)
五日目 北方の言語を旅する――失われゆくことばの多様性(津曲敏郎)
六日目 鳥居龍蔵と東アジア――歴史学説と心象地理 (吉開将人)
七日目 お札博士の東アジア行脚――人類学者フレデリック・スターの東アジア調査資料から(宮武公夫)
八日目 動物たちの旅と北方狩猟民――動物資源の賢い利用(池田 透)
九日目 旅する人類の考古学――草原とツンドラの彼方へ (加藤博文)
お疲れ様でした(北村清彦)