2018.05.24

ゆれるおっぱい、ふくらむおっぱい

乳房の図像と記憶
著者名:
武田 雅哉(編)
文学研究院教員:
武田 雅哉 たけだ まさや 教員ページ
松江 崇(元教員) まつえ たかし
妙木 忍(元教員) みょうき しのぶ

内容紹介

ちぶさ、にゅうぼう、ちち、むね、おっぱい……日本語だけでも、いろいろな名前で呼ばれている、人体のこの部位(女性に限りません)は、歴史の中で、地域によって、ゆらぎ、ふくらんで、人間の想像力にさまざまな刺激を与えてきました。いま、22名の執筆者が、豊富な図版とともに、その多彩な表象を解き明かします。日本、中国、西洋、それぞれの乳房観を概観する総論、テーマを掘り下げる各論とともに、楽しいコラムも多数ご用意。

著者からのコメント

今回お届けする本は、科研(JSPS科研費JP25284065)の成果報告でもありますが、あくまでも一般の読者を想定した1冊の本として、ご家族そろってお楽しみいただけるよう、編集したものです。執筆者22名のうち、半分ほどが北大文学研究科にゆかりのある研究者です。松江崇先生、妙木忍先生など、なつかしいかたがたにも参加いただきました。ちなみに「岩波書店の猛獣使い」として勇名を馳せる、編集担当の渡部朝香さんは、かつての北大文学部・国語国文学専攻の卒業生であります。

ISBN: 9784000254281
発行日: 2018.05.24
体裁: A5判・240ページ
定価: 本体価格2,800円+税
出版社: 岩波書店
本文言語: 日本語

〈主要目次紹介〉

■日本のおっぱい、いろいろ
《総論》日本の乳房はいかに語られたか
《総論》日本のバスト七○年――「身だしなみ」から「自分らしさ」へ
乳と貝――人魚の乳房をめぐる力学
エロスの抑圧?――乳房の表象にみる秘宝館のパラドックス
ほか
■中国のおっぱい、いろいろ
《総論》中国乳房文化論・序説――記憶の中の図像
民国文学むねくらべ
男旦(おんながた)が脱ぐとき――纏足・柳腰・幻の乳房
ほか
■西洋のおっぱい、いろいろ
《総論》西洋中世の乳房――豊穣と罪、フェティシズムと拷問の間で
《総論》乳牛と乳母――ロシア文化における代理のおっぱい
ほか