2017.10.25

地理空間情報を活かす授業のためのGIS教材

著者名:
地理情報システム学会教育委員会(編)
橋本雄一(分担執筆)
文学院・文学研究院教員:
橋本 雄一 はしもと ゆういち 教員ページ

内容紹介

2022年度から始まる高校地理必修化のためGIS教材集です。PCやスマホですぐに見られる地理空間情報から,フリーGISソフトQGISを使った地理教材の作成手順まで網羅したGISの入門書です。

著者からのコメント

2022年度に高校で導入される新科目「地理総合」では,地図やGISなどの汎用的な地理的技能の育成が行われます。本書は,そのための基礎的技能を紹介しています。この本を見れば簡単にハザードマップを描くことができるようになります。「ちょっとGISを使ってみようかな」という方に最適の本です。

ISBN: 9784772253055
発行日: 2017.10.25
体裁: B5判・106ページ
定価: 本体価格2,600円+税
出版社: 古今書院
本文言語: 日本語

〈主要目次紹介〉

第Ⅰ部 Web-GISの利用
1.地理院地図で知る日本
2.授業で役立つWeb地図サービス
3.電子国土基本図による地形の読図
4.まちの形と地域の成り立ち
5.世界が抱える課題
6.江戸と東京のバーチャル比較
第Ⅱ部 地理空間情報の活用
7.身近な地域の学習におけるGISの利用
8.基盤地図情報を利用した白地図の作成
9.地域統計データの可視化
10.地域メッシュでみる人口の分布特性
11.集落データを利用した農村地域の実態把握
12.旧版地形図を利用した土地利用変化の把握
13.野生動物の目撃データを利用した植生の特性把握
14.国土数値情報を利用したハザードマップの作成