2013.04.17

日本語統語特性論

著者名:
加藤 重広
文学研究院教員:
加藤 重広 かとう しげひろ 教員ページ

内容紹介

日本語は言語としてどのような特性を有しているのか。品詞体系、格助詞の変化、述部構造の境界性、形容詞の特性などを、言語類型論あるいは通言語学的な観点から分析。従来の見解に検証を加えながら、新たな研究成果を活用して分析を加え、独自の新たな知見を提案する。 日本語の文法的特徴を一般言語学的な観点から考察した論文集。受動構文を昇降格の点で対称と非対称に分けて整理記述すること、また、二重ヲ格が形態論的にでなく意味的に制約されること、述部複合に弱境界と強境界が設定できるアと、など新たな研究成果を含む、意欲的な論考集になっている。
 
(北海道大学大学院文学研究科研究叢書 22 )

ISBN: 9784832967786
発行日: 2013.04.17
体裁: A5判 318ページ
定価: 本体価格6,000円+税
出版社: 北海道大学出版会
本文言語: 日本語

〈主要目次紹介〉

第1章 日本語の品詞体系の通言語学的課題
第2章 日本語における昇格と降格
第3章 日本語の受動構文
第4章 日本語における文法化と節減少
第5章 日本語の述部構造と境界性
第6章 二重ヲ格制約論
第7章 対象格と場所格の連続性
第8章 基幹格としての「が」の特性
第9章 日本語形容詞の通言語学的考察