内容紹介
近現代の日本史・世界史を総合し、近代化、大衆化、グローバル化の歴史像を考える高校の必修科目「歴史総合」が始まる。本書は、中国史、イギリス史、アメリカ史、アフリカ史、中東史の歴史家とともに、近現代史の古典的名著を題材に、これまでの歴史研究の展開やその最前線、歴史分析の多様な理論やアプローチについて、座談会形式での問いや対話による文字通りの「歴史総合」の実践を示す。
著者からのコメント
本書は、高校歴史新科目「歴史総合」を理解するための基本的コンセプトを提供し、かつ歴史研究の過去から現在までを射程に入れて世界史というものを論じており、多くの学生・教師・市民に多様な読まれ方をするものと期待している。
外部リンク
〔出版社〕岩波書店の紹介ページ