2021.11.01

地理空間情報を活かす授業のためのGIS教材(改訂版)

著者名:
地理情報システム学会教育委員会 編
橋本雄一 分担執筆(第14章)
文学院・文学研究院教員:
橋本 雄一 はしもと ゆういち 教員ページ

内容紹介

2022年度から始まる高校の必履修科目「地理総合」でGISを活用するための解説書です。具体的な操作をわかりやすく説明しているので,GISをよく知らない方でも,すぐに教材作成ができるような内容になっています。

著者からのコメント

2022年度から高校で地理が必修化されます。新設される必履修科目「地理総合」は,GISを用いた地図教育が柱のひとつとなります。初版から4年が経ち,授業で使えるGISツールも大幅に増えたので,改訂版では最新のソフトを用いた解説に書き換えました。第Ⅰ部ではPCやスマホですぐに見られるWebGISを紹介し,第Ⅱ部では身近な地域の調査やさまざまなテーマについて地理空間情報の活用法やフリーGISソフトを使った教材作成の手順を解説しております。ご覧いただければ,すぐにGISにチャレンジしたくなる本です。

ISBN: 9784772253413
発行日: 2021.11.01
体裁: B5判・110ページ
定価: 本体価格2,600円+税
出版社: 古今書院
本文言語: 日本語

〈主要目次紹介〉

第Ⅰ部 WebGISの利用
第1章 地理院地図で知る日本
第2章 授業で役立つWeb地図サービス
第3章 電子国土基本図による地形の読図
第4章 手軽に授業で使えるGISカード
第5章 世界が抱える課題
第6章 時空間情報システムを用いた地理学習

第Ⅱ部 地理空間情報の活用
第7章 身近な地域の学習におけるGISの利用
第8章 基盤地図情報を利用した白地図の作成
第9章 地域統計データの可視化
第10章 メッシュデータを用いた将来予測人口の推移分析
第11章 集落データを利用した農村地域の実態把握
第12章 旧版地形図を利用した土地利用変化の把握
第13章 野生動物の目撃データを利用した動物の行動圏と環境特性の把握
第14章 国土数値情報を利用したハザードマップの作成