2018.12.04

Delusions and Beliefs

A Philosophical Inquiry
著者名:
Kengo Miyazono
文学院・文学研究院教員:
宮園 健吾 みやぞの けんご 教員ページ

内容紹介

統合失調症などにおいてみられる妄想についての哲学的な考察。妄想は信念の機能不全であるという見解を擁護し(Chapter 1)、その立場から、妄想についての三つの問い「妄想はどのような種類の心的状態であるか」(Chapter 2)、「妄想が病的な信念であるのはなぜか」(Chapter 3)、「妄想はどのようなプロセスによって生じるか」(Chapter 4)に答える。

著者からのコメント

私の初めての単著です。2013-2014年に日本学術振興会海外特別研究員としてイギリスのバーミンガム大学にて行った研究をまとめたものです。100ページ強しかない短い本ですが、当時はこれだけの分量の英語を書くのにとても苦労しました。

ISBN: 9781138242715
発行日: 2018.12.04
体裁: Hardback / eBook
定価: 外貨定価 US$ 74.95 £37.59 (Hardback) £13.59(eBook)
出版社: Routledge
本文言語: 英語

〈主要目次紹介〉

1. Delusions as Malfunctional Beliefs
2. Nature
3. Pathology
4. Cause
Conclusion: A Biological Account of Delusions.