内容紹介
放送大学の授業では、この印刷教材(テキスト)とともに、番組収録(この科目はラジオ番組)という大切な仕事があります。テキストの内容と番組の内容は相互補完的に作られています。一方で、テキストは図書として残り、読まれ続けるものです。そのため、当時の最新の研究成果や文献を、できるだけテキストに盛り込むようにしました。
著者からのコメント
はじめて担当した放送大学の印刷教材(テキスト)でした。いま(2020年)、学芸員資格に必要な科目は「博物館経営論」と「博物館情報・メディア論」にわかれています。しかし、博物館という機関を多面的に捉えるためには、複数の分野から総合的に眺めるのが有効です。当時の目次を見てそう思いました。
私が、学芸員資格を取得した当時は、経営論も、資料論も展示論なども、すべて一括りで「博物館学」という時代でした。博物館の見え方、捉え方がいまとは違っていたように思います。
関連書籍
外部リンク
〔出版元〕放送大学教育振興会の紹介ページ