内容紹介
ある日、父親を自死で亡くした主人公の少年。少年の周囲の大人たちは、その事実を少年に伏せようとしますが、少年はその事実を察知します。少年はどのような状況に置かれるのか、周りの子どもや大人はどのような態度を取るのか・・・。
自死遺族のご経験と自死遺族支援の研究から作成された、家族を自死で亡くされた子どもに寄り添う絵本です。
著者からのコメント
自死は非常に身近な出来事です。日本は世界的にみて、人口10万人当たりの自死死亡者数が高く、現在でも毎日約50人の方が自死で亡くなっています(厚生労働省「性別・年齢階級別、自殺者数詳細(職業)令和7年暫定値」)。
近年、様々な相談窓口やサービスが行政、民間の両方のレベルで開設されるようになりましたが、自死遺族となった子ども自身が簡単にアクセスできるサポートや、周囲の人はその子どもにどのように接したら、その子の力になれるのかについての知見はまだ十分に構築されていません。
この絵本は、国内で自死を扱った子ども向けの絵本がないという状況を変えたいと考えた、自死遺族の方と自死遺族支援に携わる研究者らが協力して作成しました。
読者は児童を対象としていますが、あらゆる年齢、立場の方に、ぜひ一度お手に取っていただければと思います。
外部リンク
〔出版社〕童心社の紹介ページ
