内容紹介
2007年に地理空間情報活用推進基本法が施行され,産・学・官の地理空間情報活用が進みつつあります。本書は,この地理空間情報の基本概念や技術,標準化やメタデータ・製品仕様書作成等の実務を整理するとともに,北海道を中心に自治体や企業・研究機関における活用事例を紹介しています。
著者からのコメント
2008年に地理空間情報活用推進基本計画が閣議決定され,日本では地理空間情報・GIS・衛星測位を一体化した政策が進められることになりました。本書は,この計画の動向や成果を多くの方に理解してもらうために出版しました。自治体GIS,防災GIS,ロボット農業,漁場予測など地理空間情報を活用する北大関係者の成果だけでなく,海外で受賞した環境GISの研究チーム,カーナビ開発者など民間企業の専門家にも執筆をお願いし,他書にはない多くの視点で地理空間情報の活用を解説しました。なお,表紙は北海道地図株式会社から提供していただいた3次元地図で,洞爺湖サミットのオフィシャル・マップに採用されたものです。(表紙のカラーイメージはMS-06ザクⅡです。)
外部リンク
〔出版社〕古今書院の紹介ページ