内容紹介
『幕末太陽傳』や『洲崎パラダイス 赤信号』、『しとやかな獣』などで知られる、日本映画史上の鬼才・川島雄三監督。その生誕100年を機につくった本です。気鋭の論者たちが、川島の作品群を多角的に論じています。若尾文子さんと山田洋次監督の貴重なインタビューも必読です。
著者からのコメント
川島雄三の映画は面白い。戦後日本映画において何か重要な存在であるような気もする。しかし、その面白さや重要性は、どうにも表現することが難しい……。そんな川島雄三の映画の魅力や特異性について、本書ではさまざまな方向から言語化されています。
ぜひ、本書を脇に置きながら、川島雄三の映画を堪能してほしいです。
個人的には、とにかく若尾文子さんにインタビューできたことが、一生の思い出になりました。
外部リンク
[出版社]水声社の紹介ページ