内容紹介
20行以下の短詩100篇で構成されています。認識哲学を、ひらがなをつかって盛り込みました。「短い詩」を成立させるための詩法的な要件とは何か。その点で先の詩論書『詩と減喩』が応用されています。
著者からのコメント
やわらかさ、ことばどうしの隙間、書き出しとエンディング、詩が感情と身体の体積をもつこと、音韻が意味に優先されること、「展開」があること。詩篇それぞれでとりわけこれらの点に気を配りました。見た目のつつましさのなかに鋭意と変革意識を感じとっていただき、詩集のながれへ身をゆだねていただければ幸甚です。
外部リンク
〔出版社〕ミッドナイト・プレスのページ