名古屋大学名誉教授で学士院会員の佐藤彰一氏の古稀記念論文集。2015年11月30日にパリのコレージュ・ド・フランスで献呈式が行なわれ、同所で本書は佐藤氏に献呈された。氏から指導・薫陶を受けた研究者を始め、日仏など諸国の研究者による寄稿論文を集めた、西欧中世史関係の論考を中心とする論文集。
私（戸田）自身は、とあるきっかけから、佐藤先生が主宰された研究グループ（文科省のGCOEに指定された）が2009年3月に催した国際シンポジウムの発表者の一人を務めることとなり、そのご縁で今回寄稿しました。西欧中世史と直接に関係のない数少ない論考の一つの著者ということになりましたが、分不相応にもかかわらずこのような機会に寄稿者の一人として名を連ねることができたことを誇らしく思っています。
〔出版社〕DE BOCCARDの紹介ページ
寄稿した著者の名（掲載順）：Pierre Toubert, Pierre Riché, Adachi Takashi, Michel Balard, Josiane Barbier, Dominique Barthélemy, François Bougard, Monique Bourin, Michel Bur, Claude Carozzi, Jacques Dalarun, Stefan Esders, Paul Fouracre, Jean Gascou, Patrick Gautier Dalché, Kanao Takemi, Kano Osamu, Jean-Loup Lemaitre, Murata Koji, Jinty Nelson, Nishimura Yoshiya, Ozawa Minoru, Armelle Querrien, Susan Reynolds, Shimahara Sumi, Michel Sot, Tange Sakae, Huguette Taviani-Carozzi, Toda Satoshi (“La personnalité historique d’Arsène le Grand”, pp. 367-373), Jean Vezin, Michel Zimmermann, Michel Zink
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