内容紹介
1989年におこった大小さまざまな事件をもとに、犯罪、メディア、若者、音楽、写真、女性、アダルトビデオ、マンガなどについて縦横に論じ、「平成」という時代を裏側から考察する。(オビより)
著者からのコメント
「境界」をキーワードに、社会事象とその周辺文化をかなりスリリングな手法で分析しました。一見、社会学かサブカルチャー研究の趣がありますが、アカデミックな分析手法、着眼が分析の端々に入り込んでいます。平成の年号成立以来の「若者文化」の変化と不変性を考えるのに好適な、ポップな本になっていると思います。