2014.03.31

戦国秦漢出土術数文献の基礎的研究

著者名:
大野 裕司
文学研究院教員:

内容紹介

戦国秦漢時代の墓地から出土した術数文献、特に『日書』を中心に、その構造的特徴、思想的特徴、およびその伝承、歴史的変遷を考察。これまであまり利用されてこなかった出土術数文献を中国古代思想史の中に位置づけることを試みる。
 
(北海道大学大学院文学研究科研究叢書 27)

ISBN: 9784832968028
発行日: 2014.03.31
体裁: A5判 320ページ
定価: 本体価格7,200円+税
出版社: 北海道大学出版会
本文言語: 日本語

〈主要目次紹介〉

序 論 新出土資料と中国古代術数研究
一、出土術数文献の発見とその重要性  
二、術数とは何か─その定義をめぐって─  
三、本書の構成およびその目的  
第一部 解 題 篇
出土術数文献解題
出土術数文献の分類および先行研究  
一、天  文  
二、五  行  
三、蓍  亀  
四、雑  占  
五、形  法  
第二部 論 文 篇
第一章 睡虎地秦簡『日書』における神霊と時の禁忌
はじめに  
一、神霊によるタブーの分類  
二、非択日部分の神霊について  
三、神霊によるタブーの特徴  
四、神霊によるタブーの背景  
む す び  
第二章 中国古代の神煞
─戦国秦漢出土術数文献に見るもうひとつの天道観─
はじめに  
一、神煞について  
二、戦国秦漢時代の伝世文献に見える神煞  
三、後世の術数文献に見える神煞  
四、睡虎地秦簡『日書』に見える神煞  
五、出土術数文献に見える神煞  
六、出土術数文献に見えるもうひとつの天道観  
七、術数的天道観のその後  
む す び  
第三章 『日書』における禹歩と五画地の出行儀式
はじめに  
一、『日書』の禹歩五画地法  
二、『抱朴子』の禹歩  
三、『北斗治法武威経』の天罡法  
四、敦煌遺書の出行儀式  
五、通書・日用類書の速用縦横法  
六、玉女反閉局法との関係について  
七、禹歩五画地法の使い方  
む す び  
第四章 玉女反閉局法について
はじめに  
一、『太白陰経』『武経総要』の玉女反閉局法  
二、『太上六壬明鑑符陰経』『景祐遁甲符応経』の玉女反閉局法  
む す び  
結 論