2014.03.31

郭店楚簡『五行』伝世文献

著者名:
西 信康
文学研究院教員:

内容紹介

郭店楚簡『五行』の墨節符号に着目し、新たな分析を提示。また、その他の出土資料と『孟子』に関する研究成果をまとめた。既成の思想史の枠組や先入観にとらわれず、資料それ自体がもつ思想内容と思想的課題を明らかにする。
 
*『書道美術新聞』2014年6月1日「話題の本」欄掲載
 
(北海道大学大学院文学研究科研究叢書 26)

ISBN: 9784832967991
発行日: 2014.03.31
体裁: A5判 202ページ
定価: 本体価格6,000円+税
出版社: 北海道大学出版会
本文言語: 日本語

〈主要目次紹介〉

序 論
(一) 問題提起   
(二) 本書の構成と内容   
第一章 郭店楚簡『五行』研究史と課題
一 《経》《説》構造に対する諸研究の見解とその問題点   
(一) 郭店『五行』出土以前   
(二) 郭店『五行』出土以降  
二 問題提起   
第二章 郭店楚簡『五行』第一段目の思想と構造
第三章 郭店楚簡『五行』第二段目の思想と構造
第四章 郭店楚簡『五行』第三段目の思想と構造
第五章 『孟子』万章下【篇】「金聲而玉振之」考
一 問題提起  
二 馬王堆『五行』《説》   
三 「金声」について   
四 「玉振之」について   
五 『孟子』の「金聲而玉振之」 
第六章 『孟子』に見える告子の仁内義外説
はじめに   
一 戦国諸子文献における仁内義外説   
(一) 郭店楚簡『六徳』   
(二) 郭店楚簡『語叢一』   
(三) 『管子』戒【篇】の仁中義外説   
二 『孟子』告子上【篇】の仁内義外説   
(一) 告子の義外説における「白」と「長」の比喩   
(二) 「楚人の長」と「吾れの長」の比喩   
む す び   
第七章 郭店楚簡『性自命出』の人性論とその周辺
はじめに   
一 「性」と「心」と「物」の関係 
二 「性」をめぐる必然的因果法則  
三 「性」の同一性と「心」の多様性  
四 「善」「不善」に関する価値論的考察  
五 「詩」「書」「礼」「楽」の制作説と人格形成論  
六 「性」にかかわる「物」「勢」と「義」「道」
む す び   
結 語
参考文献   
あとがき   
人名索引   
事項索引