内容紹介
北宋王朝の「元豊官制改革」による官制改革について、改革以前の官制の実態、官制をめぐる官僚の議論、改革の意図や施行過程、後世における改革の成果の受容等を論じ、官制の変遷過程と官制改革の歴史的意義を明らかにする。
(北海道大学大学院文学研究科研究叢書 16 )
北宋王朝の「元豊官制改革」による官制改革について、改革以前の官制の実態、官制をめぐる官僚の議論、改革の意図や施行過程、後世における改革の成果の受容等を論じ、官制の変遷過程と官制改革の歴史的意義を明らかにする。
(北海道大学大学院文学研究科研究叢書 16 )
序
第一章 宋代官僚制度研究の現状と課題
第二章 北宋の三司使・戸部尚書の人事と経歴
第三章 北宋の中書と三司の統摂関係について
第四章 北宋前期における官制改革論と集議官論争
――元豊官制改革前史――
第五章 元豊官制改革の施行過程について
第六章 北宋徽宗朝の官制改革について
第七章 宋代における禁謁制度の展開
結 語
参考文献一覧
あとがき
索 引