2023.01.10

徹底討論 問われる宗教とカルト

著者名:
島薗 進、釈 徹宗、若松 英輔、櫻井 義秀、 川島 堅二、 小原 克博(著)
文学院・文学研究院教員:
櫻井 義秀 さくらい よしひで 教員ページ

内容紹介

「旧統一教会問題」が露わにしたもの

安倍元首相銃撃事件を機に急浮上した旧統一教会問題。宗教のあり方が問い直された。本来は人を救うはずの宗教と“カルト”との境界はどこにあるのか。政治と宗教の関わり方にどのような“歪み”があったのか。これから私たちは、どのように宗教と向き合うべきなのか。現場の第一線にいる研究者・宗教者6人が集まり、宗教と社会・政治・人間の「これから」を徹底的に討論する。YouTube版動画が10 万回以上再生されたNHK E テレ「こころの時代 宗教・人生 問われる宗教と“カルト”」に、出演者の書下ろし論考を収載して緊急出版化。

ISBN: 9784140886922
発行日: 2023.01.10
体裁: 新書判・176ページ
定価: 本体価格830円+税
出版社: NHK出版
本文言語: 日本語

〈主要目次紹介〉

第I部 “カルト”問題の根源をさぐる

  • 第1章 “カルト”とは何か?
  • 第2章 社会体制と宗教
  • 第3章 現代宗教の“歪み”とは

第II部 われわれは宗教とどう向き合うべきか

  • 第4章 宗教離れと宗教集団の“劣化”
  • 第5章 政治と宗教のゆくえ
  • 第6章 宗教の“公共性”とは