2014.05.25

アンビシャス社会学

著者名:
櫻井義秀、飯田俊郎、西浦功(編著)
文学院・文学研究院教員:
櫻井 義秀 さくらい よしひで 教員ページ

内容紹介

本書は、教養課程の入門的な社会学概説である。そのために社会学の学説史、調査法については2回分にとどめ、他の13回分は社会学の研究領域を紹介する形で学生の現代社会に対する理解に資するトピックを配した。

著者からのコメント

本書は2014 年初版だが、今回は4刷目として統計資料や本文中の記載などを改め、 2022年度版として通用する体裁に改版した。編者や分担執筆者以外の大学・短期大学・専門学校でも教科書として採択されており、社会学入門のテキストとして使い勝手がよく、内容も標準的なものであることが認知されている。

大学教員の力量や業績は、論文や研究書の出版から推測できることは言うまでもないが、スタンダードな教科書を執筆・編集できる力があるかどうかも重要な要素である。とりわけ人文・社会科学では、初学者や学生に対して何をどう学ぶのかを素材の取捨選択含めて丁寧に提示できる教科書の作成が求められている。

北海道大学出版会の力量もまた、スタンダードな教科書を制作できるかどうかで見てもらって構わない。中堅以上の大学教員には是非、教科書の執筆にトライしてもらいたい。北海道大学出版会の理事長として、いつでも計画の相談、持ち込み原稿への対応を行います。

ISBN: 9784832967939
発行日: 2014.05.25
体裁: A5判・並製・314ページ
定価: 本体価格2,300円+税
出版社: 北海道大学出版会
本文言語: 日本語

〈主要目次紹介〉

第1章 社会学のあゆみ
第2章 社会調査法
第3章 家族
第4章 教育
第5章 政治・社会運動
第6章 メディアの現在
第7章 地域社会とコミュニティ
第8章 労働
第9章 社会階層
第10章 福祉と社会保障
第11章 グローバリゼーション
第12章 少子高齢化社会
第13章 地域社会とソーシャル・キャピタル
第14章 ジェンダー・セクシュアリティ
第15章 災害とコミュニティ