内容紹介
一人ひとりの市民が、あるいは行政職員やNGO/NPOが、よりよい社会実現のために、どう調査を活用すればよいのか、それを懇切丁寧かつ体系的に解説。文献・資料調査、フィールドワーク、そして科学的なリスク調査、最後にデータの分析とアウトプットのしかたまで。学生の論文執筆や中高生の探究学習にも使えます。
著者からのコメント
2004年に出した『自分で調べる技術』(岩波アクティブ新書)の全面改訂版です。上田昌文さん(NPO法人市民科学研究室)という強力な共著者を得て、自然科学的なデータのとり方や分析のしかたも含め、幅広いテーマの調査研究に適用できる入門書となりました。
「ちょっと調べればわかるはずなのに」とのその「ちょっと」でつまずく人が多い中、それはどうすればよいのか、を筋道を立てて書きました。
入門書ではありますが、文献資料を調べるとはどういうことなのか、フィールドワークはなぜ必要なのか、そして、「分析」するとはいったいどういうことなのか、といった本質的なところにも力を入れて書いていますので、そのあたりにも注目して読んでいただければうれしいです。
プラス1ピースの読書会〈動画版〉
外部リンク
- 〔出版社〕岩波書店の紹介ページ
- 岩波新書 実践自分で調べる技術(フォローアップページ)