内容紹介
本書では、日本が直面する21世紀最大の課題である「少子化する高齢社会」の構造と機能を、正確なマクロ社会学的手法により実証的に解明。さらにミクロ社会学的方法で、「生活の質」理論の観点から、日本全国の高齢者の健康と生きがいづくりに配慮したアクティブエイジング調査の成果を体系化する。その際に、高齢者のライフヒストリーを丁寧に再現。厚生労働省「健康日本21(第2次)」に有益な政策情報にも富み、著者の個性が随所にみられる総括的研究書である。著者長年の研究の集大成。
本書では、日本が直面する21世紀最大の課題である「少子化する高齢社会」の構造と機能を、正確なマクロ社会学的手法により実証的に解明。さらにミクロ社会学的方法で、「生活の質」理論の観点から、日本全国の高齢者の健康と生きがいづくりに配慮したアクティブエイジング調査の成果を体系化する。その際に、高齢者のライフヒストリーを丁寧に再現。厚生労働省「健康日本21(第2次)」に有益な政策情報にも富み、著者の個性が随所にみられる総括的研究書である。著者長年の研究の集大成。
序章 「健康日本二一」と高齢者研究
第一章 「生活の質」(QOL)と社会指標
第二章 高齢者の事例研究法と少子高齢社会の実状
第三章 高齢者の健康づくり
第四章 高齢者の生きがいと社会参加
第五章 アクティブエイジング時代の少子化問題