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掲載日:2018年10月05日

若手研究者支援セミナー2018「海外へ研究の扉を開く」が開催されました

9月28日(金)、若手研究者向けに海外に向けて研究活動を始めるためのセミナーが開催されました。当日は、博士後期課程の学生、専門研究員のほか、海外での研究活動に関心を持つ修士学生、学部生が参加しました。文学研究科だけでなく、教育学院や理系学部学生の参加もありました。今回のセミナーでは、欧州やアジアでの海外研究経験のある若手研究者と教員から話題提供をしていただきました。

はじめに司会の研究推進委員長・蔵田先生からセミナーの趣旨と話題提供者の紹介がありました。その後、話題提供者4名から、それぞれの海外での経験談と得たもの、これから海外を目指す若手研究者へのアドバイスをいただきました。その後、研究推進委員会・研究支援部会長の田口先生より総括コメントをいただきました。

セミナーの趣旨説明をする蔵田研究推進委員長

話題提供者お一人目の安酸さん(博士後期課程3年)は、はじめての国際雑誌投稿とフランスでの在外研究についてお話しいただきました。留学や在外研究をするまでの決意や準備の大切さ、また、留学・在外研究中は研究とともに論述の訓練を重ねたこと、人の助けを得ることや度胸も大事であることなどを具体的な事例を挙げて説明いただきました。

お二人目の加部さん(文学研究科専門研究員)は、修士課程で中国に留学した経験が、特に遠方への旅行経験が、その後の海外調査のハードルを下げていることを説明されました。広大な中国地図にプロットされた街歩きの足跡を紹介しながら、訪れたひとつの街への愛着が、その後の度重なる街歩きと研究対象の拡がりにつながっており、その原点は大学院時代の留学だとお話しされました。

三人目の谷古宇先生(芸術学講座)は、約10年間にわたりイタリアで研究生活を送られました。10年もの長期間どうやって勉強を続けたのか、自分の専門を活かしてイタリアでどのように働いていたのか、国際学会で発表した経緯から、国際的な人的ネットワークを構築することの大切さ、イタリア(欧州)とアメリカの学会の違いについてなど、さまざまな視点から、世界を渡り歩く心構えについて説明していただきました。

最後の話題提供者の竹澤先生(行動システム科学講座)は、大学院生、ポスドク時代の英語にまつわるさまざまなエピソードを披露しながら、決して語学が得意ではなかった研究者が、なぜドイツとオランダで研究・教育職に就くことができたのか、ご自身の研究への関心と、世の中の潮流を見据えた戦略的アプローチについて語っていただきました。プレゼンテーションの大切さについても触れられ、随所にジョークをまじえた聞く人を引きつけるプレゼン力は、大学院からポスドク時代にかけて徹底的に鍛えられたものだそうです。

質疑応答の後、ドイツで学位を取られた田口先生(倫理学講座)から、ご自身の留学経験の紹介とともに、話題提供者のお話のまとめ、海外での研究活動に挑戦することの意義についてまとめのお話がありました。

参加された方からは、「凄く希望をもてた。参加して本当に良かった。」「とても勉強になりました。生の声に励まされた気持ちです。」「苦労されたお話の数々を伺うことができてよかったです。」「年齢、立場、国がそれぞれ違い、とても興味深い話が聞けた。4人もいたので全体的に多面的な話が聞ける会だったと思います。」「知りたいことを知り、不安を解消できました。」といった感想が寄せられました。

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