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掲載日:2017年10月11日

<Hokkaidoサマーインスティテュート2017> Introduction to Management of Invasive Alien Species / 侵略的外来種管理学入門が開催されました

8月14日~18日の5日間、Hokkaido Summer Institute 2017 / 北海道サマーインスティテュート 2017開講科目のひとつ、Introduction to Management of Invasive Alien Species / 侵略的外来種管理学入門が開催されました。

この科目は、世界規模で緊急に取り組むべき課題のひとつである侵略的外来種(IAS: Invasive Alien Species)をテーマとして、外来種問題の先進国であるニュージーランドからフィル・カウアン先生をお招きし、受講生たちが、侵略的外来種管理の基礎となる知見と技術を学び、外来種問題に取り組むための枠組みを修得することを目指して開講されました。

海外招へい講師のフィル・カウワン先生(ランドケアリサーチ研究所・ニュージーランド)

カウアン先生が所属するランドケアリサーチ研究所は、ニュージーランド政府により設立した、土壌・生物多様性をテーマとして扱う第1級の研究所です。この研究所で、カウアン先生は長年、特にニュージーランドの外来種管理対策にかかわる研究とその対策の実践に携わってこられました。授業では、まずカウアン先生が、その実績と経験を踏まえたニュージーランドでの最先端の情報を織り交ぜながら、テーマごとに詳細なスライドを用いて講義し、それを受けて、本科目の責任教員である文学研究科の池田透先生が、そのテーマに関する日本の状況について講義しました。国や地域によって複雑化する侵略的外来種について、特にニュージーランドと日本とを比較しながら学ぶことにより、受講生たちは、講義内容をより深く、かつ具体的に理解することができました。

詳細なスライドを用いての講義があります

池田透先生(文学研究科・地域システム科学講座)
サマーインスティテュート2017で開講されたふたつの社会生態学の科目の責任教員です

日本の状況と比較します

講義に先立ち、8月19日(土)には、「侵入生態学」担当のアル・グレン先生とカウワン先生による公開講演会「外来種対策の最前線: 外来種対策先進国ニュージーランドに学ぶ」が行われ、HIS受講生だけでなく市民の方々にも、侵略的外来種問題について考えてもらう機会を提供できました。

公開講演会の様子

 

アンケートでは、前週に行われた「侵入生態学」と合わせて受講し、とても興味深く多くのことを学べたというコメントがある一方で、学部生にとっては少し難易度が高いという声もありました。満足度は総じて高いものの、アドバンスト・コースとしての位置付けを明確にするため、次年度は大学院生向け科目として、ひきつづきカウアン先生をお招きし開講する予定です。

 

•    関連科目「侵入生態学」(2017)の開催報告はこちら
•    HSI2017ウェブサイトでのこの科目の開講案内はこちら

 

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