文学部で培った論理的思考力、課題解決力を仕事で活用

プロフィール

三上 祥 さん(北海道新聞社 東京支社営業局 勤務)
北海道釧路市出身。北海道立釧路湖陵高等学校卒業後、北大学文学部に入学。文学部では言語文学コースで西洋言語学講座に進み、英語学を学ぶ。2016年3月に卒業。2016年4月より北海道新聞社に入社。広告の校閲業務を経て、現在は、東京支社営業局で広告営業業務に従事している。

 

北大文学部を選んだ理由

地元では一番の難関大学であるため、個性的で賢い人たちと関わることができようになると思ったから北大を選びました。文学部の西洋言語学講座を選んだのは、実用目的ではなく言語そのものとしての英語に興味があったためです。

文学部ではどんな研究を

研究テーマ名は「英語前置詞OVERの多義性について」です。テーマを選んだ理由として、受験生の頃に必死に暗記をした多義語がどのようなメカニズムでそれぞれの意味を持つようになったのかを解明したいと考えたからです。 研究の成果としては、前置詞OVERの主要な研究であるアンドレアタイラーとビビアンエヴァンズの意味分類の一部は妥当ではないとの結論に至ることができました。

北大文学部に行ってよかったですか

とても良かったです。文学部には、ものごとを深く考え、その理由について議論をすることを好む人が多くおり、刺激的な時間を過ごすことができました。

在学中、大変だったことは

一番大変だったことは卒業論文の執筆です。 本文をすべて英語で書く必要があったため、考えがまとまった後でもそれを表現することに苦労しました。

卒業後→現在までの道のり

2016年4月に北海道新聞社に入社しました。1年間本社で広告の校閲業務に従事したのち、現在は東京支社営業局で広告営業業務に従事しています。

現在のお仕事の内容

新聞広告を扱う営業局に所属しています。現在は東京支社で出版社に対し、新聞紙面の顔となる1面や、2,3面の広告枠や企画枠への広告出稿を提案しています。

 

大学で学んだことは今のお仕事に役に立っていますか

直接的な関連はありませんが、問題点を見つけ、それを解決するためにはどうしたらよいかを論理的に考えることは学業と仕事においても似ているところがあるので、その点で役にたっていると思います。

今後の目標・夢

より多くの人の役に立てるよう、精度の高い仕事ができるようになりたいです。また、相手の目線でものごとを考えられる人間になりたいと思っています。

後輩のみなさんへのメッセージ

文学部は広くいろいろなことが学べる学部です。今はやりたいこと、好きなことがわからなくても、選択肢がたくさんあるので、それらに触れながらゆっくり考えることができると思います。ぜひ文学部に入って、その懐の深さを感じ取ってもらえたらと思います。

(2018年10月取材)