• 2017.10.17

二訂版 QGISの基本と防災活用

著者名: 橋本雄一(編)
文学研究科教員:
<主要目次紹介>
◆第Ⅰ部 基礎概念の説明
第1章 地理空間情報とGIS
第2章 測地系と座標系
◆第Ⅱ部 地理空間情報の入手と地図化
第3章 基盤地図情報のダウンロードと地図化
第4章 国勢調査データのダウンロードと地図化
第5章 国土数値情報のダウンロードと地図化
第6章 避難場所のデータベースと分布図の作成
第7章 北海道津波浸水結果GISデータのダウンロードと地図化
◆第Ⅲ部 QGISの分析技法
第8章 座標変換
第9章 空間データの結合
第10章 バッファとボロノイ分割
第11章 地図データへの属性データの結合
第12章 検 索
第13章 オーバーレイ
◆第Ⅳ部 QGISによるハザードマップ作成
第14章 ハザードマップの作成
第15章 数値標高モデルを利用したハザードマップ
第16章 地理院地図とQGISを利用したハザードマップ作成
第17章 地理院地図を利用したハザードマップ
第18章 位置情報を持たない地図画像のQGISでの利用
◆第Ⅴ部 GISによる防災の活用事例
第19章 津波避難困難地域の人口推定
第20章 日本海沿岸の新想定データを用いた北海道の津波浸水想定域人口推定
第21章 GPSログデータを用いた疑似的津波集団避難の空間分析
第22章 津波避難ビルを対象とした避難行動シミュレーション
第23章 津波ハザードマップ作成マニュアルと自治体の防災活動

内容紹介

本書は,無料で入手できるGIS(地理情報システム)ソフトの1つであるQGIS ver.2.18.1‘Las Palmas’(2017年8月リリース)の基本操作を解説した後,それを用いた津波防災に関する空間情報の可視化・分析・検証について研究成果を紹介しています。また,本書は国や地方自治体のオープンデータを防災に活用するための基礎知識や技術を提供しています。初版からの変更は以下の通りです。(1)地理院地図とQGISとの対応方法を追加,(2)PDFなどの画像からQGISデータを手入力で作成する方法を追加,(3)e-Statの2015年国勢調査データ(2017年7月公開)の利用方法を追加,(4)北海道日本海沿岸津波浸水想定データ(2017年2月公開)の分析事例を追加,(5)津波避難ビルへの徒歩避難シミュレーションの事例を追加,(6)スマホによる集団避難移動ログ分析の事例を追加。

著者からのコメント

初版と同様に,本書はオープンデータを活用し,津波ハザードマップを作るための解説を行っています。文章の通り操作をすれば,誰でもQGISで一連の操作を行えるように工夫しております。本書では,編者が北海道の危機対策課主催の委員会などで行った作業をもとに,津波防災に関する情報の作成・流通・利用の促進に貢献したいと考え,必要な内容をまとめました。(表紙のカラーイメージはMSN-00100百式です。)