よくある質問(学生生活生活支援学費)

学生生活全般の支援情報は、北海道大学の「学生生活」のページをご覧ください。

質問をクリックすると回答にジャンプします。


Q1 検定料および入学料は、いくらですか?

A1 修士課程・博士後期課程のいずれも、検定料は30,000円、入学料は282,000円です。北大大学院修士課程を修了見込みの人が博士後期課程入試を受験する場合は、検定料を徴収しません。検定料および入学料の額は改定される場合がありますので、詳しくは「学生募集要項」をご確認ください。

Q2 授業料は、いくらですか?

A2 修士課程・博士後期課程のいずれも、授業料535,800円(年額)です。年額を前期および後期の2回に分けて納入します。在学中に授業料の額の改定が行われた場合には、改定時から新授業料が適用されます。

Q3 入学料・授業料の減免制度は、ありますか?

A3 経済的な理由などにより、入学料または授業料の納入が困難であり、かつ学業成績が優秀な者を対象として、減免または徴収猶予(入学料のみ)する制度があります。詳細は、こちらをご覧ください。

Q4 奨学金は、どのようなものがありますか?

A4 日本学生支援機構による奨学金をはじめ、民間団体等による奨学金の制度があります。詳細は、「授業料・奨学金」をご覧ください。

なお、日本学生支援機構第一種奨学金受給者のうち、大学院在学中の教育研究活動において特に優れた業績を修めた人には、その全額もしくは半額の返還が免除される制度があり、毎年、数名の適用者がいます。

Q5 学会発表や論文投稿などを支援する制度があるそうですが、どのようなものか教えてください。

A5 文学院では「共生の人文学」プロジェクトとして、大学院学生の国際学会・全国学会での研究発表などに対する「旅費支援」を行っています。

また、国際学術雑誌等への投稿を積極的に支援するために、投稿原稿等の校閲料を支給しています。「校閲費支援」をご覧ください。

Q6 文学院独自の奨励・表彰制度はありますか?

A6 文学部同窓会では、社会的に高い評価を受けた卒業生や在校生に「楡文賞」を授与しています。

また、文学院独自の制度ではありませんが、博士後期課程の優秀な女子学生を対象とした「大塚賞」があります。

Q7 在職のまま大学院入学を希望していますが、仕事との両立が心配です。

A7 社会人の大学院への受け入れを円滑に行い、定められた修業年限内での学位取得を可能にするための措置や制度があります。

第一に「大学院設置基準第14条による特例」に定める教育方法の特例措置があります。この制度により、在職の社会人は指導教員との相談のうえで講義の時間を柔軟に設定することができます。

第二に、「長期履修制度」があります。この制度により、例えば修士課程では2年間の履修を標準としていますが、最長4年間に延ばして修学することができます。詳しくは「長期履修制度」をご覧ください。

Q8 研究するのに、北海道ということで、地理的に不利なことはありませんか?

A8 北大附属図書館の蔵書は、約391万冊に及びます。文学院だけでも約28万冊の蔵書があり、それらの図書は、各研究室ならびに文学部図書室に所蔵されています。北大にない図書等については、図書担当者を通して複写を依頼できます。また、研究室や自宅から、インターネットを介して各種の電子ジャーナルやデータベースの利用も利用可能です。一方、文学院内では、さまざまな分野の学会や研究会が組織され、それぞれ活発に活動を行っています。そうした点をみても、北海道だからといって研究上、特段不利だとはいえません。

Q9 学生寮やアパートについて、知りたいのですが。

A9 北大では、札幌キャンパス内に恵迪寮(男・女とも入寮可)、キャンパス近隣に霜星寮(女子寮)があります。詳細は、「北海道大学 住まい(学生寮・アパートなど)・アルバイト」をご覧ください。また、キャンパス周辺には学生向けの賃貸アパートが多数あり、家賃の相場は首都圏や関西圏に比べて、かなり格安だといえます。具体例については、北海道大学生活協同組合の「北大生協ルームガイド」にお問合せください。

Q10 入学後の生活費は、どの程度必要ですか?

A10 学務部学生支援課発行の「とっても北大生 Hokkaido University Campus Life Book」に、本学の学生生活実態調査アンケート結果に基づいた一般的な北大生の生活状況がわかりやすくまとめられています。

Q11 アルバイトについて、教えてください。

A11 多くの大学院生が家庭教師などのアルバイトを行っています。それらは、北海道大学生活協同組合などで紹介しています。詳細は、「北大生のアルバイト紹介(北大生協のウェブページ)」をご覧ください。

Q12 札幌の冬が越せるか心配です。どれくらい寒いでしょうか?

A12 本州などの冬に比べると寒いのは確かです。毎冬、何度かは、吹雪の日がありますし、また零下15度ぐらいまで冷え込むこともあります。しかし、そうした日でも、札幌市内の交通機関がマヒすることは滅多にありませんので、生活上、特に不自由することはないでしょう。あえていえば、冬用の滑り止めつきの靴が必要なくらいです。とりわけ、大学の施設を含めて、暖房設備は完備されていますので、室内はかえって本州などより暖かいかもしれません。また休日には、日帰りでスキーなどのウインタースポーツを気軽に楽しめます。

Q13 北海道大学周辺の環境について、教えてください。

A13 北大は人口190万人都市である札幌市の中心部に位置し、JR札幌駅から北大正門まで徒歩で約10分、文学院の建物までも15分以内で着きます。キャンパス内には、ポプラ並木やイチョウ並木があり、またサクシュコトニ川が流れ、専用の農場を有しているなど、自然豊かでなおかつ広大です。教員や学生のみならず、市民からもエルムの森と呼ばれ、憩いの場として利用されています。一方、大学周辺には、学生向けの飲食店やアパートなど多数が隣接していて、まさに学生街といった趣きがあります。物価もさほど高くはなく、学生生活を送るには、絶好の環境といえます。