• 2016.06.24

空間に遊ぶ

人文科学の空間論

著者名: 田山 忠行(編著), 林寺 正俊, 浅沼 敬子, 佐藤 健太郎, 佐々木 亨, 竹内 修一, 加藤 重広, 橋本 雄一, 川端 康弘
文学研究科教員:
<主要目次紹介>
第一章 仏教は空間をどう考えていたのか 林寺正俊
第二章 たちあがる「空間」――現代アートの一断面 浅沼敬子
第三章 古文書から見る過去の都市空間 ――モロッコの古都フェスとその郊外 佐藤健太郎
第四章 「文化を展示する」とは何か 佐々木亨
第五章 「無限の空間の永遠の沈黙」をまえにして ――パスカルからカミュへ 竹内修一
第六章 ことばと空間――日本語から考える 加藤重広
第七章 空間と情報の地理学 橋本雄一
第八章 空間の認知と色彩 川端康弘
第九章 大きさと奥行きの知覚 田山忠行

内容紹介

人は様々な空間の中で日々の生活を営んでいます。人にとって空間とはどのようなものであり、また人の生活の営みは空間とどのような関わりをもっているのでしょうか。人にとって、空間はとても身近なものであり、空気のように当たり前の存在です。そのため、私たちは普段、その存在に気づくことがありません。本書では「空間」をテーマとして、芸術・思想・歴史・言語・心理・行動・地域など、様々な方面から人と空間の関わりについて解説します。

(文学研究科ライブラリ13)

著者からのコメント

本書では様々な領域の空間に関する話題が記述されています。それらのすべてを読んで理解することは容易ではなかったと思われます。しかしながら、読者の皆様のなかには、その一部に触れただけでも、これまで経験したことのない新しい認識が得られた方もおられたのではないかと推測しております。各章の内容は、各々の専門家が何年もの時間をかけて積み重ねてきた知識の賜です。それをより広く、社会一般の人々にも理解できるように、本書では様々な工夫が凝らされています。テーマが空間であるだけに特に図などが多用されています。そうは申しましても、理解できない内容に遭遇することがあるかも知れません。そのような場合でも、何度か読み返していただくことによって、理解していただけるものと信じております。
(あとがきより抜粋)
※第九章 大きさと奥行きの知覚(田山 忠行 著)において使用した引用文献と参考文献はこちら