研究と社会貢献歴史地域文化学専攻

日本史学講座

講座の特色

日本史学講座では長年にわたって古代史、中世史、近世史、近現代史の教育・研究を行ってきました。すでにそれぞれの時代を専攻する多数の卒業生が、大学の教員を含む専門職に就職しています。学生は、日本史研究室にて日々研鑽を重ねながら論文執筆に励んでいます。各時代史、北海道史などの自主ゼミも活発に行われ、教員や先輩大学院生が懇切丁寧に指導することが伝統になっています。

日本史の研究は、史料に恵まれていなければ大きな成果はあげられません。北大附属図書館および文学研究科には各時代の専門書、刊本史料をはじめとした戦後の刊行物は網羅的に所蔵されています。また、維新史料稿本マイクロフィルム、北方関係史料(多数の家文書)、台湾・朝鮮・樺太・満州などの旧植民地資料など貴重なコレクションも多数存在します。市販マイクロフィルム・複製資料も多くを揃えることができました。

こうした環境のなかで、院生・学生は自由に研究テーマを選び、北大を拠点に、適宜、資料収集のための調査旅行も行い、その道の第一線の研究を行うことが可能になっています。みなさん、一緒に学びましょう。

教員リスト

氏名

職名

研究分野

白木沢 旭児

教授

日本近現代史、日本経済史

小倉 真紀子

准教授

日本古代史、土地制度・財政史

川口 暁弘

准教授

日本近代史、明治憲法史

谷本 晃久

准教授

日本近世史、北海道地域史

橋本 雄

准教授

日本中世史、東アジア海域史

井上 敬介

助教

 日本近現代史、北海道政治史

教員紹介

アメリカ18回、スイス119回 日本ではまぼろしの憲法改正
歴史地域文化学専攻 川口 暁弘 准教授

 世界各国の憲法改正状況を調べると、アメリカは18回、ドイツは43回、スイスにいたっては119回も、憲法を改正しています。わが国では1回です。日本国憲法は、大日本帝国憲法の改正によってできたものです。...

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すべての情報は古文書の中に 「鎖国」時代の知られざる北海道史
歴史地域文化学専攻 谷本 晃久 准教授

「鎖国」時代の日本にあって、当時「蝦夷地(えぞち)」と呼ばれていた北海道ではアイヌ文化と和風文化とが共存する一風変わった社会が成立していました。道南・道央部を差配した場所請負人たちはアイヌの人々の労働...

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海でつながるアジア諸国の結びつき 断片的な資料から描き出す全体像
歴史地域文化学専攻 橋本 雄 准教授

 東アジア海域史では、文字どおり海でつながる日本、中国、朝鮮、琉球の諸地域間の関係をさまざまな角度から検証していきます。そのためのキーワードは生産・流通・消費。流通で例をあげると、15世紀に日本と明と...

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世紀を超えて続く人の営み 「財を生む」土地に生きる
歴史地域文化学専攻 小倉 真紀子 准教授

 学生のころ、古代史のゼミで初めて担当した記事に「田租(でんそ)」という地税に関する記述があったことから、土地を対象とした研究に関心を持つようになりました。現代人の感覚で古代の事象をとらえる危険性はよ...

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日本復興をかけた統制経済 長期建設から見る日中戦争
歴史地域文化学専攻 白木沢 旭児 教授

←日中戦争のとき、中国占領地行政を担当する興亜院が設立された。興亜院の技師が所持していた史料。  昭和初期の「統制経済」とは本来、昭和恐慌からの脱却を懸けた明るい希望が託された言葉でした。生産調...

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歴史地域文化学専攻 井上 敬介 Assistant Professor

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大学院 担当専修

文学部 担当コース

講座の一年

<学部・大学院共通行事>
・新入生歓迎会(4月)
・史料調査合宿(置戸町、夏季休業中)
・中世史ゼミ研究報告合宿(帯広、夏季休業中)
・卒業生・修了生送別会(3月上旬頃)
・卒業式コンパ(3月)
・自主ゼミ(古代・中世・近世・近代・現代の時代別、週1回程度)
<学部生対象行事>
・卒業論文相談会(計3回、3年次3月・4年次5月下旬頃・同9月下旬頃)
・近世史ゼミ札幌市内史料保存機関見学会(前期)
・研修旅行(2年次夏季休業中)
・近現代史ゼミ文献講読合宿(定山渓、夏季・春季休業中)
・卒業論文提出コンパ(12月)
・古代史ゼミ卒業論文発表会(2月頃)
<大学院生対象行事>
・近世史ゼミ古文書調査合宿(利尻・斜里など、夏季休業中)
・近現代史ゼミ合宿(夏季休業中)
・修士論文口述試験(公開)(2月頃)
※備考:
・北大史学会卒論・修論発表会(2月末頃)
・北海道歴史研究者協議会卒論・修論発表会(2月末頃)
 ※講座主催の行事ではありませんが、優秀な卒業論文・修士論文を発表する場として参加しています。

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